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2007年2月15日 (木)

オリコン訴訟事件: 第1回口頭弁論

2/13(火)、オリコンがコメント提供者を訴えた事件の第1回口頭弁論。

裁判所に行くのは初めて。もちろん傍聴も初めて。
傍聴券を求めた人は78名、傍聴席は42。なんとか傍聴ができました。
(裁判官が入ってきたときに起立するって知ってました?)

民事裁判の場合は、提出書類の確認だけで、普通はかなり地味なんだそうです。
今回は、被告烏賀陽氏の意見陳述があったが、これは異例らしい。
意見陳述書烏賀陽氏のWebサイトから入手できます。

こういうところに感心するのはどうかと思うけど、演説はうまい。
声の大小、緩急、間の取り方などは感心しました。
かといって練習した感じではない。
ぼくも見習わないと(裁判で演説する予定はないけど)。

18:30からは文京区シビックセンターで報告会。
「被告席にいても全然恐くなかった。なぜならぼくの背後には大勢の人がついているから」という趣旨の発言。山本宣治の有名な演説を思い出した。

そういえば山本宣治も京都に生まれ同志社に学び、京都大学にゆかりのある人だ。
(烏賀陽氏は京都市生まれ、同志社高校卒業後、京都大学へ進学)

カンパも徐々に集まっているらしい。カンパの窓口はこちら
決して余裕のある生活ではありませんが多少なりともお役に立ててください、というコメントもあったそうです。
こちらは、新島襄が米国で同志社設立の寄付を呼びかけたとき、帰りの汽車賃の2ドルを差し出した老婦人の故事を思い出しました。

ところで、こういうネタ探しは、あまりいい趣味ではないなあ、と思いつつ書いてみました。

さて、烏賀陽氏の言葉
「ぼくは(言論・表現・報道の自由のため)負けるわけにはいかない」
その通り。負けてもらっては困るのだ。

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2007年2月 8日 (木)

烏賀陽弘道オリコンを反訴

最近、こっちのblogはオリコン裁判の話ばかりです。
会社のblogには書きにくい話なのでご勘弁を。

さて、2月8日、重大発表があると知らされていたのですが、ネコ写真教室のクラスメイト(?)が行ってくれました。
ほぼ最速のレポートです。

2月7日は、日本外国特派員協会での記者会見
サイゾー編集部を訴訟対象にしなかったのは「記事本文にはオリコンだけでなく、ジャニーズ事務所のことが含まれるからだ」という説もある。

7日の記者会見の記事では「日本のマスコミはジャニーズに頭が上がらない」としている。
ここで、主として外国人記者向けに会見を開いたというのは、戦術として面白い。
どこまで影響力があるかは分かりませんが。

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