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2008年3月 9日 (日)

【読書日記】風味絶佳

文藝春秋「風味絶佳」山田詠美

6冊目

短編集。テレビで、映画「シュガー&スパイス 風味絶佳」を見て、面白かったので、原作が含まれる本書を借りる。

山田詠美といえば「ベッドタイムアイズ」「ラバーズ・オンリー」だけど、じいちゃん、ばあちゃんを書かせた方がうまい感じがする。
「ぼくは勉強ができない」もそうだった。

それと、書き出しがすごい。
状況が分かるまでに一瞬の間ができて、そこに引き込まれる。
特に、同級生の女の子と再婚した父親の話はすごかった。
しばらく混乱して、面白かった。
(ストーリーも切なかった)

技術記事でこんな事やったら怒られると思うけど、一回やってみたい。
コラムならいいかな。

タイトルになった「風味絶佳」は、ラストが映画よりもあっけなく、かえって深く心に残りました。
ほんとにシュガー&スパイスです。

山田詠美、元女王様というのは有名ですが、本名の山田双葉名義でマンガを書いていたのは知らない人が多い。
昔の友人(今は行方不明)に教えてもらって、古本屋で2冊入手。
友人の言うとおり、絵は下手でした。
内容は、ベッドタイムアイズに通じるものが。
最初の単行本が「けいせい出版」という、エロ風味の文芸マンガ出版社(逆か?)というのも彼女らしい。

ところで、沢尻エリカの演技はたいしたものでした。

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【読書日記】ワインバーグの文章読本

翔泳社「ワインバーグの文章読本~自然石構築法」G.M.ワインバーグ

今年5冊目

ワインバーグ氏の著書はどれも面白い。本書もそこそこ面白いのだけど、ちょっと物足りない。

第一に、日本には自然石の構築物がほとんどなく、イメージがわかない。

第二に、「常にメモをとれ」という教えは守れそうにない。

第三に、息抜きにソリティアをやるのはかなり危険で、真似できない。

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【読書日記】言葉の未来学

講談社現代新書「言葉の未来学」城生佰太郎

今年4冊目

「ふうん」という感じ。言語学の歴史的経緯は面白かったけど、結局、言語ごとに進化の方向性は違うので、焦点がぼけてしまう。

かといって、特定の言語に限定すると、言語学の一般性が失われてしまい、著者の趣旨に反するだろう。

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