デジタルカメラの技術と農産物の品質管理
デジカメの普及で、写真のうまい人が増えました。フィルム時代は撮影→現像→評価のサイクルが長く、評価してもらった頃は撮影時の感覚を忘れてました。今は撮影と同時に自分で確認できますし、各種SNSで瞬時に評価をもらえます。
それに比べて農産物は、多くの場合、念に開始か評価されず、結果を活かすのは翌年です。それでも品種改良を継続的に続ける努力は尊敬に値します。
さて、北海道米の話の続きです(元の記事は「北海道で米を作ることと、路上から武道館へ行くこと」)。
私の父の実家は滋賀県の米農家で、親戚にも多くの農家がいます。作付けしているのは主に「日本晴」です。
一般に流通している米では分からないと思いますが、米は生産者が違うと違う味になります(米に限らず農産物はだいたいそうです)。父の実家と、叔父の家では味が違います。隣の田んぼでも違うので、土壌の影響は最小限のはずです。
農協は、複数の生産者の米を混ぜることで一定の品質を確保しているのだと想像しますが、それでも極端に外れた品質の米があると困るでしょう。
「北海道米」というブランドを確立するために、米の品質を安定させたい。そういう思いが、宮崎奈穂子さんの歌「日本一の米所を目指す北海道米の歌 Rice Land Hokkaido」から伝わってきます。
農家の方は皆さんこだわりがあり、結構大変だったんじゃないかと思います。数分の曲ですが、いろいろ考えることがありました。
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コメント
実は、「ななつの星に願いを込めて」の
歌い出しも最初は、「北海道米なんてと」じゃなくて
「やっかいどう米だと」言われた日もあった。
だったんですが、「過激すぎる」ということで
変更になったんです
フェイスブックの方に、
「この歌詞の凄さは・・・」
なんてコメント書いていただくと・・・
マジ照れます((w´ω`w))
怖いもの知らずの素人なものですから・・・
投稿: 米米北海道 | 2013年11月10日 (日) 21時01分
やっぱり「やっかいどう米」はひどいですよね。
でも、こうして笑って言える時代になって良かったですね。
投稿: 横山哲也 | 2013年11月11日 (月) 00時06分