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2014年6月 7日 (土)

写真講座(第7回)~明るさを決める~

写真講座(第4回)~写真の明るさ~で解説した通り、写真の明るさは「EV」という値で示す。

同じEV値を得るためのシャッター速度と絞りの組み合わせは無数にあるので、絞りでぼけの表現を、シャッター速度で動きの表現を考えながら設定する。

明るさを固定し、シャッター速度を上げると絞り値が小さくなり、シャッター速度を下げると絞り値が大きくなると、常に明るさが同じになるので便利だ。

これが「AEロック」で、中級機以上のカメラには必ず付いている。「AE」は「Automatic Exposure」の略で自動露出の意味であるが、ここでは「EV値」の意味で使われている。

AEロックボタンを押すと、その時点での明るさに固定され、絞りを開く(小さくする)とシャッター速度が自動的に速くなる。もちろんその逆もできる。

カメラに慣れた人でも知らない人が多いの機能だが、本当に便利なので、ぜひ使ってみて欲しい。

  1.0 1.4 2.0 2.8 4.0 5.6 8.0 11 16 22 32
1 0 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10
1/2 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11
1/4 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
1/8 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13
1/15 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14
1/30 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15
1/60 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16
1/125 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17
1/250 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18
1/500 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19
1/1000 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20
1/2000 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21

▲たとえばAEロックの結果、シャッター速度1/125秒・絞りF5.6になったとする。この状態で絞りまたはシャッター速度を変更すると、赤文字のように設定値が移動する(EV値は変化しない)。

ちなみに、ソニーの一眼タイプのカメラはAEロック時にスポット測光を自動選択する機能がある。

普段は、全体の雰囲気を評価して露出を決定する「評価測光」を使っていたとしても、AEロックボタンを押したときだけは画面中央の露出測定点をピンポイントで測定する機能だ。

スポット測光は、周囲の明るさに影響されずピンポイントで場所を指定して露出を決定できる利点があるものの、一般的には使いやすいものではない。

しかしAEロックをするときは、まさにピンポイントで露出を合わせたい場所があるのが普通なので、AEロックボタンをスポット測光で動作させるのは非常に便利である。

逆に、初級機はシャッターボタンの半押しでAEロックをかけるものがある。

シャッター半押しはフォーカスロックも兼ねているため、写したいものが中央にあるときはそれなりに便利である(ただし、評価測光のままだと全体を評価してしまう)。

ただ、フォーカスポイントを中央からずらしていると、シャッターボタンでAEロックするとフォーカスポイントと露出測定点がずれてしまい、思った露出にならないことが多い。

シャッターボタンを半押ししてもフォーカスロックしない設定にすればいいのだろうが、私はシャッターボタンでフォーカスロックしているので、シャッターボタン連動AEロックは使っていない。

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