EPIC2014 & EPIC2015
遅ればせながら、EPIC2014とEPIC2015を見ました。
GoogleとAmazon.comが合併してGooglezonとなり、ニュースは一次媒体から自動生成されるというお話。
生き残るために、既存メディアはニッチ市場向けに紙媒体のみを提供。
オンラインで入手できたら、Googleに検索されてしまいます。
(会員制にすればいいだけですけど)
記者クラブで得た情報だけを載せるなら、Googlezonだけで十分なのかも。
記者クラブはメディアを守るのではなく破壊することに、新聞社は気付いていないのか。
EPIC2014では、さらに、blogの情報を使えば、個別インタビューの必要もなく、両論併記もできてしまうというお話。
記者の存在意義は、取材を通して、意図的に隠された内容を調べ、当事者も明確に意識していなかった思いをまとめることのはず。
記者の求めに応じたコメントに対して、記者ではなく、コメントを提供した人間を訴えるのは、最後に残された報道活動を成り立たせなくしてしまうでしょう。
オリコン訴訟の本質はここにあるのだと思う。
フリーランスのジャーナリストは危機意識を持っているのに、大手新聞社が無視しているのは、記者クラブ問題と似ている。
2014は日本語字幕版あり。
2015は英語版のみ。続編ではなく若干の修正と2015年の追加があるだけです。
http://adinnovator.typepad.com/ad_innovator/2005/09/epic_2014epic20.html
http://www.mediologic.com/weblog/archives/000559.html
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