【写真】追伸「木村伊兵衛とアンリ・カルティエ=ブレッソン~東洋と西洋のまなざし」展
写真仲間の友人が詳しい感想を書いています。
ところで、これから見に行く方、コンタクトプリントを食い入るように見てください。
本当に面白いと思います。
たとえば、木村伊兵衛の作品で「板塀、秋田追分(1953年)」には馬のしっぽが写っています。
そして、コンタクトプリントで前後のカットを見ると、同じ場所の写真はあるのに馬の頭がありません。
つまり、木村は最初からしっぽだけを狙ったのだと想像できます。
作品は、作品だけで理解すべきだという意見もありますが、撮影意図が分かると別の面白さがあると思います。
ところで、これから見に行こうという方で、40歳代以上の方へのアドバイス。
老眼鏡をお忘れなく。
コンタクトプリントは、35mmフィルムを引き延ばさずに直接焼き付けたものですから、1コマのサイズは24mm×36mmです。
ふつうはルーペで見るんですが、そんなものは展示会場にありません。
私は、それでロッカーに預けてあったカバンに入っているメガネを取りに戻りました。
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