【読書日記】超マシン誕生
トレーシー・キダーの「超マシン誕生」は、ダイヤモンド社から出版された当時、月刊アスキーの書評を見て読みました。
データゼネラル社が、VAX-11対抗機種を開発する過程を描いたノンフィクションです。
当時、月刊アスキーで「近代プログラマの夕べ」を連載していた遠藤諭さんも「超マシン誕生」についてブログを書いていらっしゃいます。
その後、事実上の絶版になっていたのですが、「復刊ドットコム」の働きかけで、最近日経BPから新訳・新装刊で復刊されました。
ここまで長かった...
最初に本書を紹介したのは月刊「Windows Server World」(IDGジャパン)2005年6月号の連載「IT嫌いはまだ早い」の「ヤンキーとIT業界人は昔話が好き」。リンク先は編集前の原稿です。
この時、担当編集者から「復刊ドットコム」で復刊が要望されていることを知り、すぐに票を入れ、以下のコメントを記入しました。
抜群に面白かった。IT業界のプロジェクトものとしては「闘うプログラマ」なんかも有名だが、ずっと面白い。
特に、最後の製品発表会での開発チームの扱いが、本当にリアルで泣ける。実際にこういうことはよくあるそうです。
このコメントは、「復刊ドットコム」からの復刊通知メールにも引用されていて、大変嬉しく思っています。
その後、日経BPの何かの媒体にも書いた覚えがあります。
編集の方にダイヤモンド社の書籍を貸した記憶があるので。
復刊が決まった直後にはComputer Worldのブログにも「16ビットから32ビット、32ビットから64ビットへの移行」「開発者の名前と「物語」に対する共感」と題して書きました。
会社のブログにも「【復刊】超マシン誕生」として書きました。
さらに、見本誌ができたというので、日経BPの担当の方から書評用に献本していただきました。日経BPには何のコンタクトもしていないのに、丁寧な手紙まで同封されていて恐縮しています。
実は、既に復刊ドットコム経由で購入していたので、もうすぐ手元に2冊目が到着します。
2冊あっても仕方ないので、どうするかは思案中です(売るようなことはしません)。
ただ、すみません。まだ読んでません。小飼弾氏の序文を読んだだけです。
近いうちにちゃんと書評を書きます。たぶんComputer Worldのブログになると思います。
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