コンピュータ将棋
情報処理学会が日本将棋連盟に挑戦状を出しました。
http://www.ipsj.or.jp/03somu/shogi/index.html
日本将棋連名は
挑戦状確かに承りました
いい度胸をしていると
その不遜な態度に感服仕った次第
女流棋士会も誕生して三十五年
奇しくも同年であります
とこれを受諾。
10月11日(月)、清水市代女流王将との特別対局が東京大学で行なわれました。
開会の挨拶で、日本将棋連盟の米長邦雄会長は
東京大学にはイチョウの木が多い、イチョウだけにイチヨ(市代)が勝つ
と挨拶されたそうですが、結果は人間の惜敗。
対戦したコンピュータは「あから2010」と名付けられています。
「あから(阿伽羅)」は10の224乗を意味し、将棋の局面数と近いことに因んで命名されたということです。
ちなみにGoogleの語源となった「googol」はわずか10の100乗、塵劫記では最大の数単位として「無量大数」を上げているが、こちらはもっと小さくて10の68乗です。
恐るべし漢数字。
あから2010のハードウェアは、169台のPC、CPUコア数にして676を並列動作させるというモンスターマシン。
ソフトウェアは4つの異なる将棋システムの合議制が採用されており、3つの合議制であるマギよりも高性能かもしれません。
(マギが将棋を指した話は聞きませんが)
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