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2013年2月

2013年2月24日 (日)

宮崎奈穂子 Birthday Eve ライブ 2012.11.02 日本武道館

路上アーティスト、宮崎奈穂子さんの武道館ライブのDVDが発売されました。

 

「初回限定版」の付録写真集が、なかなか立派で驚きました。   
直筆メッセージ入りの写真も付いてました。

 

IMG_0023

 

そして、明日2/24(日)は、DVD上映会&ミニコンサートに行ってきます。   
昔なら「フィルムコンサート」と言ったんですが、今はフィルムじゃないですからね。

 

予習のために、DVDを見てます。   
セットリストは以下の通り。

 
       
  1. オープニング
  2.    
  3. 路上から武道館へ
  4.    
  5. 就職戦線異常あり ~夢と希望と現実と~
  6.    
  7. My Way
  8.    
  9. ねぇ…
  10.    
  11. サヨナラパスポート
  12.    
  13. 仕事と結婚と私
  14.    
  15. 23:30の駅前
  16.    
  17. 台詞のないドラマ
  18.    
  19. ぴっかぴか
  20.    
  21. イメージの詩
  22.    
  23. Stand By You
  24.    
  25. Birthday Eve
  26.    
  27. 路上から武道館へ
  28.    
  29. エンディング
 

改めて見ると、「Birthday Eve」のタイトルが示すとおり、これは宮崎奈穂子の歌手としての振り返りと、次への挑戦を意味していると考えるべきでしょう。

 

夢を語り、でも自分の無力さを知り、能力に悩む。   
泣いたあと、「泣いたらいいことありますように」と、気を取り直して自分ができることをやる決心をしたStand By You、そしてBirthday Eve。    
最後に、もう一度夢を語り、それが実現したところで終わります。

 

「Stand By You」は、短編アニメ映画「嫌われ者のラス」の主題歌です。   
ラスは、最初何の目的もなく「命をもらえてラッキー」くらいにしか思っていなかったのですが、途中で自分だけにできることを発見し,ます。生きる目的ができます。

 

勝手な想像ですが、これは「他人のために歌う」ことを意味しているのではないかと思います。   
こうして目的を見つけ、生まれ変わるのがBirthday Eve。

 

Stand By YouからBirthday Eveの流れはとても好きです。

 

「路上から武道館へ」に

 
   

最初は自分だけの夢だった

   

今は自分だけの夢じゃない

 

というフレーズがあります。   
人間、本当に力を出せるのは、他人のために働くときだと思うのですね。

 

ところが、この流れでちょっと不思議なのが「ねえ……」と「サヨナラパスポート」。   
「5分だけ泣いて帰ろう」なんかは(武道館では歌ってません)仕事の歌として聞くこともできるのですが、「ねえ…」は純粋なラブソングです。

 

これは、武道館ライブが決まったあと「50日で5,000枚挑戦」に失敗したことを表していると考えるべきなんでしょうね。

 

一方の「サヨナラパスポート」は、テレビ東京「何でも鑑定団」のエンディングテーマとして採用された成功例なんですが、テレビで放送されても50日で5,000枚は達成しなかったという悔しさを表しているのでしょうか。

 

それにしても、武道館以後、現在に至るまで単独ライブが皆無というのは意志の強さを感じます。

 

Birthday Eveの他のアーティストはほぼ毎月ライブをやっているのに、奈穂子さんは3月3日の乙女会(おそらく持ち時間は15分くらい)と、Birthday Eveのアーティストたち6人で行なう「Birthday Eve祭り tour 2013」の予定しかありません。

 

この季節、正直言って、暖かいところでゆっくり聞きたいです。   
(この間の、町田デザイン専門学校は室内でしたけど)

 
 

【追記】

 

今日、サンクチュアリ出版のイベントスペースであった「武道館DVD上映会」で本人に聞いてみました。

 
   

えー、特に理由はないです

 

と予想外の返事が。

 

その後、こういう答えがありました。

 
   

武道館の前の1年に出したシングルが「ねえ...」「サヨナラパスポート」「就職戦線異常あり」でした。

   

武道館は決まったけど、チケットがなかなか売れなくて、苦労した頃の曲です。

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2013年2月23日 (土)

「大禅師文子×Chiaki 2マンライブ」青山月見ル君想フ

2月17日(日)、「大禅師文子×Chiaki 2マンライブ」に行ってきました。

(女性2人で2マンっていうのは、「兄弟は姉が1人います」と書くくらい違和感ありますが)

場所は、青山「月見ル君想フ」という、ステージに月のかかったおしゃれなライブハウス。
(ペーパームーンですね、いや、板だと思いますが)

DSC03993S

前半はChiakiさん。
最初から最後まで楽しいライブでした。

前に一度路上でお会いしただけで、その後は機会がなくてイベントで何回かお見かけしたくらいです。
(写真はそのときのものです)

DSC03658S 

なかなか可愛らしいお顔だと思うのですが、しゃべると「関西のおばちゃん」全開で、ギャップがさらに面白い。

曲目などはご本人のブログをどうぞ。
改めまして「Chiaki×大禅師文子」ツーマンライブありがとうございました!!

途中、中島みゆきの「ひとり上手」を歌う前「『ひとり上手』を知ってる人!」と呼びかけられました。

「わざわざ聞くか?」と思ったのですが、知っている人が少数派で愕然としました。

しかも、「昔の中島みゆきには女々しい曲が多い」と解説まで。

まー、考えたら30年も前ですから、知らない人が多いのも無理はないかもしれません。

後半は大禅師文子さん。

「もしも私が一日神様の代役になったら」から始まり、おなじみの曲の他、レコ発ということで新曲も披露されました。

相変わらず、オチのあるようなないようなトークがおかしい。

途中、カバー曲があったのですが、ご本人が「内緒」と書いていらっしゃるので、やめときます。
中島みゆきを人気を二分した大御所です。

ななかな似合っていたので、路上でも歌って欲しいと思います。

いつものようにアンコールは写真を撮ってブログに載せるように命令されたので載せます。
赤いドレスから、アンコール用の衣装にお色直しです。

DSC03917S DSC03933S DSC03960S
照明の加減で色が変わります。

DSC03965S DSC03969SDSC03946S
「携帯で撮れ」というお達しだったのですが、路上で確認したら別に何でもいいと言うことなので、一眼レフカメラで撮影。

DSC03979S DSC03981S
終わりです。

DSC03989S 
ブーミンとともに退場。

アンコール曲だけなので、アングルのバリエーションがなくてすみません。

新譜を買って、サインしてもらって帰りました。

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2013年2月12日 (火)

アルバムの作り方(宮崎奈穂子さんの路上ライブを例に)

シンガーソングライターの伊吹唯さんが、ブログ記事「1月17日 ニライカナイとリハーサル」で、こんなこと書いています。

今回のアルバムは「命」「心」などの人間としての根源的な形の無い部分から「目の前の今」「現実」という具体性のある形ある場所へと(言い換えれば「遠く」から「近く」へと)、順を追って進んで行く旅のようなアルバムになっているので、ぜひ(一度だけでも)シャッフルではなく聞いて頂きたいなぁと思います。

写真集(それこそアルバム)を作った経験から言うと、順番というのはとても神経を使う作業です。

1枚1枚が独立した作品として成立するように心がけているので、ばらばらに見てもらっても構いません。買うかどうか迷っているときに、ぱらぱら見るのは当然です。気に入った写真があれば何度も見てもらえれば嬉しいと思います。

でも、もし買ってもらえたら、1回だけでも最初から通して見て欲しいと思います。

どういうことを考えてアルバムを構成しているか、ちょっと紹介してみましょう。

題材は、宮崎奈穂子さんが路上ライブの取材を受けているところです。

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最初は、全体が分かるように、引いた(広い範囲の)写真を置きます。
カメラを写すことで、取材だと分かるようにします。

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少し寄ります。顔が分かるくらい。
でも、まだ何者かは分かりません。

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ちょっと角度を変えて、看板を入れてみます。
「日本武道館単独公演」の文字で、プロの歌手だということが分かります。

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さらに寄って、看板を見やすくします。

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素性が分かったところで、改めて顔を見ます。

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もうちょっとアップで見ます。
これがクライマックス。

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1曲終わって挨拶。余韻を残して、ちょっと引きます。

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深々としたお辞儀で、印象を変えます。

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改めて自己紹介。歌っているときにはない表情が出ました。

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最後は肉声で「ありがとうございました」。
定番の終了挨拶なので、ここは最後に押さえたいところ。

ストーリーは頭にあったのですが、思ったカットが1回で撮れたわけではありません。
3サイクルくらい撮って、継ぎ合わせています。
でないと、お辞儀前とお辞儀中で違うアングルから並べられません。

プロの写真家の人に聞いても、撮影→構成→足りないカットを足す、というパターンが多いそうです。
あるいは、手持ちの写真を並べ替えながら構成を考えることもあるとか。

いずれにしても、並び順は真剣に考えています。
最初からシャッフルしたら駄目ということはもちろんありません。
どんな見方をするのも、それは自由だと思います。

でも、制作者の意志に触れるのもいいと思うんですよね。
そういうわけで、どんなアルバムでも、1回は最初から聞いて(見て)みてください。

ところで、写真の並び順は、原則として「広いところから狭いところ」「古いものから新しいもの」です。
それだけだと単調になるので、原則の崩し方が腕の見せ所ですが。

アイドル写真集なんかだと、「着衣から脱衣」が基本だそうで、「徐々に脱いでいるのに、突然服を着込むのは絶対駄目」と書いてあって笑いました。
シーンが変わればいいんでしょうけどね。

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2013年2月11日 (月)

Fighting AYA ライブ

縁あって(って、自分で買ったんですが)、田中亜弥さんこと「Fighting AYA」さんのライブに行ってきました。

1月のライブが、大禅師文子さんとFighting AYAさんとのツーマンで、たまたま見て、とても楽しかったので、今回の単独ライブも楽しみでした。

アップテンポの元気な曲から、妙な曲、バラードまで、バリエーションが広いので、それだけでも楽しいのですが、客席との掛け合いがさらに面白い。

今回は、客席から2人舞台に上げて、漢字クイズ。
こういうときは「お名前は?」「どちらから?」と聞かれるのが普通ですが、AYAさん、いきなり名前で呼び始めます。しかも「○○にお住まいでしたっけ?」と。

路上の常連さんなんでしょうね。

同行した友人も満足しており、また行きたいと言ってました。

今回は、CD発売ライブということで、宣伝に荷担しておきます。

「A・I・TA・I」

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2013年2月10日 (日)

スマホで撮影

大きなカメラを持っていると、よく「撮ってください」と声をかけられます。でも、人のカメラはよく分からないし、ましてスマホのカメラ機能なんてさっぱり分かりません。

まず、フォーカスロックが分からない(単にタッチしたらいいだけらしい)。

手ぶれしやすいので、脇を締めて両手でしっかり支え、構図を決めたあと、シャッターボタンを押そうと思ったら指が届かない。

持ち直して、改めて体勢を整えて、ぶれないようにシャッターボタンをそうっと押す。シャッターを押す瞬間が一番ぶれやすいので。

そして、撮れない。おかしいと思ってボタンから指を外すとカシャ... あれ。
普通のカメラとは違います。

GUIのボタンは、離したときに反応するのが基本なので、理屈は合ってるんですが、カメラでシャッターボタンから手を離したときに撮れる機種はないので驚きます。

そして、指を離すとたいてい手ぶれする。

だいたい、なんで重い一眼レフを持ち歩いているのかというと、その方が簡単に撮れるからで、スマホのような複雑な機械を渡されてもなかなかうまく撮れません。

先日、路上ライブを見ていたら「写真撮ってください」と言われました。
スマホで戸惑っていたら、スタッフの方に「撮りましょうか」と声をかけてもらいました。

その時、スタッフさんが撮った写真が、宮崎奈穂子さんのブログに「【歌・こよみ365曲】「わかってるんだけど」と、昨日の素敵女子さん写真@路上^^」として載っています。

私が撮ったのはこれ。

06-DSC03605S 09-DSC03694S

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2013年2月 6日 (水)

宮崎奈穂子さん & 大禅師文子さん(爪編)

取引先の女性に「爪を見たらほめろ」と常々言われているので、ほめます。

宮崎奈穂子さん、爪を飾っているのは結構珍しいような気がします。

見えるでしょうか。

でも、ほめるの忘れました。すみません。

大禅師文子さん、ブログにも書いていたので、これはほめねば、と思って待ち構えてました。

左手、音楽プレーヤーを持っている手に注目してください(ほとんど見えませんが)。





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