「デザインフェスタ」で「汚いピンク」を見た
今日、11月2日に東京ビッグサイトまで「デザインフェスタ」を見に行きました。
目的は2つあり、1つは偵察で、もう1つは懇意のアーティストの応援です。
●写真作品発表の場としてのデザインフェスタ
友人の猫写真仲間が、「(コミケだけでなく)デザインフェスタにも出せばいいのに」と言われたそうです。
コミケ(コミックマーケット)は、文字通り「コミック」から派生した同人誌即売会で、二次創作が多いのに対して、デザインフェスタはオリジナルに限定されています。
コミケは規模が大きく、懐も深いので、オリジナルの創作物もたくさんありますが、雰囲気として二次創作が多いのは分かります。
我々が作っているのはオリジナルなので、デザインフェスタの方がいいと思ったようです。
ざっと見たところ、写真作品はあまりありません。特に動物ジャンルはほとんどなく、たまにあっても猫についてはあまりレベルが高くありません。
これを市場の可能性に富んだ「ブーオーシャン」と見るか、需要そのもがないのかは難しいところです。
ですが、全体を見ているうちに、恐ろしくレベルの高い写真が混じっていることが分かりました。単に配置が悪いだけでした。
「ねこまんが」なら勝てるかもしれませんが「COPYCAT」は難しそうです。
猫写真については、Facebookページ「まぐにゃむフォト」をどうぞ(Facebookのアカウントがなくても読めます)。
●汚いピンク
本ブログではもうおなじみの「わたなべなな」さん。詳しくは「わたなべななさん & 相馬ドリル美術館 @ 下北沢美術館」をどうぞ。
今回のテーマは「汚いピンク」。
▲ギターも持ってます。
Twitterでは「歌おう」と書いていましたが、歌いません。
あと、缶バッジも買いました。年内のイベントはこれで終わりということですが、来年のご活躍を期待しています。
●その他
いろいろ面白いものもありました。オリジナリティが強いのは絶望芸術系です商業デザイン作品もたくさんでていました。
科学Tシャツ「Dreaming is Free」でTシャツを購入。
MITの売店ではカフェインの化学式のTシャツや、マックスウェルの電磁方程式のTシャツを見つけました。電磁方程式は、ヨハネによる福音書を真似た文章が書いてあって最後に「There's a light」とありました。光は電磁波の一種なので、神様の言葉「光あれ」と、電磁方程式の「光」をかけており、結構気に入ってます。
数式を図案化する場合は、微分方程式が記号も多くておしゃれだと思います。
E=MC2なんかは、微分方程式から導かれる結論の1つですが、図案化すると全く面白くない。よく使われるフレーズですが、あんまり好きじゃありません。
「Dreaming is Free」では、「カプサイシン」とか「ダイオキシン」とか「タミフル」とか、ちょっと変わった化学式や、天気図、大きな桁の数字の名前なんかがありました。
私が購入したのは「JK-フリップ・フロップ(JK-FF)」の回路図。回路図のTシャツはたまにありますが、ほとんどがアナログ回路でデジタル回路は結構珍しいと思います。というか、初めて見ました。
以下説明文から
JK型フリップフロップと呼ばれる論理回路の回路図です。過去の状態を保持することが特徴で、入力信号に対する出力信号が過去の状態によって変化します。強引にこじつければ、過去の経験が影響するyという意味で人生に似ています。ちなみにJKはJack Knifeだとか、トランプのJack、Kingだとか諸説あるようですが、少なくともJK-FFが「ふわふわ系の女子高生」の略でないことは確かです。
他に、ジャック・キルビーの名前という説もあるそうです。ジャック・キルビーは、ICの基本特許の取得者として有名です。
フリップフロップ回路は、1または0を保存することができるため、1ビットの基本メモリとして利用されます。つまりコンピュータの基本中の基本です。
そして、この種の展示会には珍しくフードコートがありました。
さらに不思議なことに路上ミュージシャンの香帆さんが歌ってました。
名前に聞き覚えがあるので、帰って調べたら、2012年11月20日にCDを購入していました。
| 固定リンク
この記事へのコメントは終了しました。
コメント