町宮亜子センター争奪戦
最近応援している女優の「町宮亜子」さんが、「ワッチミーナ2014」サバイバルオーディションの一環で「センター争奪イベント」に出てました。
「家に帰ってブログを書くまでがイベントです」と、評論家の岡田斗司夫さんも言っているので私もブログを書きます。
イベントそのものの詳細は、町宮亜子さんご本人のブログをどうぞ
場所は、渋谷のチェルシーホテル、一度行ってみたかったところです。
舞台は広いんですが、照明は普通でしたね。どのみち撮影禁止でしたけど。
審査は2つで、最初に13人の参加者全員がカバー曲を演じたあと、休憩なしにオリジナル曲へ続きました。
カバーは、全国あまちゃんマップで東京代表アイドルに選ばれたという「asfi」の『二度目まして! 三度目まして!』、歌とダンスが審査対象です。
これは規定ダンスなので、完全コピー(のはず)。
▲振り付け練習用『二度目まして! 三度目まして!』
もう1つはオリジナル曲の『夢! ワッチミーナ チャンス』。こちらはオリジナルダンスです。
▲歌詞付『夢! ワッチミーナ チャンス』
審査は、審査委員長が途中で中断する形式なので、見せ場を後半に持ってきた人からクレームが出てました。
審査方法の告知があったのかなかったのか分かりませんが(たぶんなかったのでしょう)、第一印象が重要なオーディションでは最初から飛ばした方がいいようです。
そういえばJ-POPもサビから入る曲が増えているそうです(でなないと、聞いてる人にすぐに飛ばされるから)。
●『二度目まして! 三度目まして!』
この曲の歌詞にはこんな部分があります(引用します)。
夜空見上げるとたくさん
星が輝いているけど
ほとんどの星さんたちは
名前がついてないまばゆい光放つ星座には
オリオン カシオペア アンドロメダ
名前があるように
私のことも覚えて欲しい
アイドルライブに行くと分かるんですが、15分刻みで次々出て来るので、ほんとに名前が覚えられません。
どうやって名前を覚えてもらうか、皆さん必死です。
路上ライブでも、皆さん「名前だけでも覚えてください」と言っていますね。
「星さん」と、さん付けなのは字数を合わせるためだけではなく、アイドル1人1人を意味しているのだろうと思います。
そんな中で、町宮さん、30歳最年長で、司会の人にいろいろいじられていました。
あれだけ名前出してもらったら、みんな覚えたのではないかな。
本人がいないところでも、ファンに向かって話題を振ってくれて、本当に良かったと思います。
ところで、2番の歌詞にこんなのがありました。
自販機たくさんのジュース
迷わず押すよねBOSSコーヒー
タイアップでしょうか(笑)。
●『夢! ワッチミーナ チャンス』
オリジナルソングです。これも面白い歌詞が。
努力忘れて
彼にはまった
私が悪い
アイドルなのに「彼にはまった」とは時代も変わったものです。
夢のラッシュアワー
つり革つかめなくても
倒れないのは
みんなが支え合っている
ソロよりもユニットが増えたことを意味しているのでしょうか。
でも、「支え合っている」と言いながら、結構厳しいのはその次
走れ! 走れ! 走れ! 走れ!
立ち止まれば 遅れるよ
同じ場所にいるには走り続けないといけない、まるで「赤の女王」です。
たった一人でも
ファンが応援してるよ
町宮亜子さん、このフレーズが好きなんだそうですが、いや、厳しいですね。
ライブアイドルのファンの中には、人気が出るのを嫌う人もいるようですが、やっぱり人気は出て欲しいです。
売れてから「あの子が売れない頃、おれが食わしてやったんや」と言ってみたいですね。そして、それを信じてもらえないのが夢です(笑)。
●OSU
審査中、名古屋からアイドルユニット「OS☆U(オーエスユー)」がミニライブをしました。
OS☆Uのキャプテンは審査委員にもなっていました。
OS☆Uは「OSU(大須) Super idol Unit」の略だそうです。OSUという略称の中に、もう一度OSUの文字が入っているような言葉を「再帰的アクロニム」と言って、コンピュータマニアでは定番の言葉遊びです。なかなかいいネーミングですね。
ほんとに偶然の出会いですが、なかなかいいものを見せていただきました。それこそ、名前覚えてきます。
みんな愛称があるのに、メガネっ娘一人だけ「タカハシ」っていうのもなんだか妙でした。とりあえずメガネっ娘はチェックしておきます。
●結果発表
町宮亜子さんは、結局オリジナル曲『夢! ワッチミーナ チャンス』のウィング(センターボーカルの左右にいるうちの1人)でした。
ウイングは「個性で選ぶ」ということで、もう1人は「心霊アイドル」の方。なんだかよく分かりませんが、相当なボケキャラなので、町宮さんの突っ込みを期待したいところ。
センターは、正統派ライブアイドルで、まあ納得ですね。
カバー曲『二度目まして! 三度目まして!』 のセンターも、やはり人気のあるライブアイドルの方ですが、こちらの方が応援がずっと派手でした。
審査員から「応援が気になってしょうがない」と言われていたくらい。
それにしても町宮さん、審査員から「ダンスはうまいのだけど、いちいち古い」みたいなコメントが出たのはどうなんでしょ。印象に残ったのはいいことなのでしょうか。
30歳というのは、アイドルにしては年齢が高いわけですが、本人はアイドルになりたいわけではなく、女優としての仕事を進めるためのステップと位置付けているようです。
でも、それはそれとして、町宮さんのダンスはかっこいいし、歌もうまいし、ひょっとしてセンターって思ってたんですけどね。駄目でした。
ウィングは取ったのですが「めでたさもちゅう位なり」って感じですね。これは小林一茶。
ちなみに、今回の審査は観客も投票権があるんですが、自分の推し以外に入れた人はほとんどいないでしょう。
「ウイングは個性重視」ということなので、正統派アイドルを目指す人はウイングを別の人に入れたかもしれませんが。
本格的な投票式のイベントの場合、入場時に自分の推している人のポイントが入り、投票用紙には別の人を書かないといけないことが多いようです。
もっとも、日当を払ってさくらを用意する人も少なからずいるようで、公正な審査は難しいみたいです。
そして、このあと、3月21日にライブがあって、さらにCDが出るようですが、その後も何か活動があるのでしょうか。
アイドルイベントは15分から30分の持ち時間で進むため、ほとんどのライブアイドルは30分以上持たないと自嘲していたアイドルもいますから、2組でライブをしても時間が持たないはずです。
そこで、ぜひ町宮亜子ソロパートも期待したいところです。
前に書きましたが、町宮亜子さんのバラードはもう泣きますよ(高校生シンガー理星さん~学生支援TVスペシャルLIVE)。
と思ったら書いてなかった。たぶんFacebookかTwitterに書いたのでもう一度書きます。
「学生支援TVスペシャルLIVE」では、町宮亜子さん(30歳)と、理星さん(16歳)が、アンジェラ・アキの『手紙~拝啓 十五の君へ~』を歌っていました。ご存じの方も多いと思いますが、この曲は15歳の頃の自分と、今の自分が対話するような感じになっています。年齢差が、歌詞と重なって本当にいいパフォーマンスで、本当に泣きました。ライブの持つ力なんだと思います。
この2人、同じ事務所なのだから、ぜひライブを企画して欲しいものです。
●オフ会
イベント終了後、場所を変えてオフ会です。町宮さんはじめ、事務所の方とファンで、総勢16名だったと思います。ファンは8名なので、半分は関係者。
自己紹介で「偶然の出会いだけどいいよね」と言ってみたら、町宮さんに受けたので満足です(「二度目まして! 三度目まして!」に「この出会い宝にしたい! 偶然だけといいよね」という歌詞がある)。
オフ会は、ツイキャスで中継され、オフだかオンだか分からない状態でした。
その後、ファンだけで二次会(三次会?)へ行き、確か22時頃に解散しました。
町宮さん始め、事務所の方、ライブのチケットを予約していただいたバケラッタさん、一緒にいたみなさま、楽しい時間をありがとうございました。
またやりましょう。
| 固定リンク
この記事へのコメントは終了しました。
コメント