宮崎奈穂子「秋ツアー NatuRaL~このまま、まっすぐ。~」東京
9月28日(日)は、シンガーソングライターの宮崎奈穂子さん「秋ツアー NatuRaL~このまま、まっすぐ。~」 東名阪ツアーの最終日でした。
場所は、西新宿の新宿村LIVE、勤務先のすぐ近くにこんないいライブハウスがあるとは知りませんでした。
6月のライブ会場(恵比寿リキッドルーム)ほとではありませんが、照明も良かったし、音も良かったと思います。特に、エコーのかかり方なんかはリキッドルームより心地よく感じました。
今回は、愛用の(たぶん)電子ピアノ弾き語りに、ギターサポート白須賀悟さん(おなじみの方です)。
そして、本人が登場した瞬間、歌う前から「もうこのまま終わらなければいいのに」と思ってしまいました。
彼女の、単独ライブは2012年11月の武道館、2013年11月の渋谷AX、2014年6月の恵比寿リキッドルームと見てきましたが、見るたびに表現力が上がっています。特に、ここ1年の進歩がめざましく、声の伸びが良くなって、聞いていて気持ちいい感じです。
衣装の方は、武道館前から、路上ライブでも箱ライブでも、常にブレザーにスカート、メガネでしたが、今年に入ってからもうちょっとカジュアルに(そして可愛く)なっているようです。
今回もちょっとカジュアルに、ブラウスとボーダーのスカート、ネックレスとブローチ。ボーダーのスカートは見るの初めてかも。意外ですが、なかなか似合ってました。
ツアー最終日なので、セットリストをどうぞ(たぶん合ってます)
- なりたい自分になるまで
- ナチュラル
- Stand by you(「嫌われ者のラス」のテーマ)
- Dream Rush
- ハッピーマイレージ
- <言葉ドロップス番外編>
- 優しい青
- ふんわり ふんわり
- 夜
- 未来人
- 私は私。
- このまま まっすぐ。
- (アンコール)路上から武道館へ
- (アンコール)Change
「言葉ドロップス」は、文化放送の深夜番組「リッスン」内で、7月から9月まで放送されていた10分番組で、毎回1つのキーワードとそれにまつわるエピソードを紹介する番組です。今回は、それをライブ会場で再現しました。
「言葉ドロップス」は、放送分に特別編を加えて、CDになる予定です。タワーレコードでも販売されるとか。
選曲で一番意外だったのは「未来人(みらいびと)」、これを生で聞くのは初めてです。
元々、以前同じ事務所だった水谷学司さんとのデュエット曲なので、一部苦しそうでしたが、うまくまとまってました。
正直言って、それほど好きな曲ではなかったのですが、今回聞いて、なかなかいい歌だと認識を改めました。
▲「未来人(みらいびと)」宮崎奈穂子featuring with水谷学司
次に意外だったのは「路上から武道館へ」。封印ということはないにしても、特別なことがない限り歌わないのかと思ってました。でも、「宮崎奈穂子」を知ってもらうには適切な曲ですし、アンコールとしてもいいかもしれません。
ストレートすぎる歌詞には賛否両論ありますが、久々に聞くと、なかなかいい曲です。最後の「今は自分だけの夢じゃない」からが文字通り圧巻です。
今まで、この曲を歌うときは、あるいは聞く側の姿勢なのか、ちょっと重い、肩に力が入った感じがしていました。でも、今回はそれほどでもなく、感動はそのままに、気持ち良く聞くことができました。
武道館から2年経って、苦労が思い出に変わりつつあるからかもしれません(別に私が苦労したわけじゃありませんが)。
▲「路上から武道館へ」宮崎奈穂子
歌手としても成長するとともに、活動の場も広がっているようで、ますますのご活躍を期待しています。
そして、翌日9月29日(月)にはもう路上ライブに出ていらっしゃいました。
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