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2014年12月31日 (水)

2014年に推してきた人: アイドルから文化人まで

年末なので、1年を振り返ってみようかと思います。私にしては大変珍しいことです。

業種問わず、2014年に推してきた人たちベスト12(あとで2人思い出した)。文化人もアイドルも一緒になっているので順位は付けません。50音順です。

推しているのに、今年、ご無沙汰だった人。

来年、推したい人。

他にもいろいろいらっしゃるのですが(特に歌手の方)、このへんで線引きしておきます。

以下、簡単な紹介です。

来年推し予定のユキノさん、きゃんちさんを除き、それぞれの人についてブログ記事があるはずです。

 

畔地留似(あぜちるい)

女優さん、だと思います。BSフジの番組「ワッチミーTV×TV」のイメージキャラクター「ワッチミーナ」を決めるサバイバル型オーディションの第1回(ワッチミーナ2014)と第2回(ワッチミーナ2015)に出場。残念ながら2014は予選敗退、2015は惜しくも入賞しませんでしたが、イベントにはときどき出演されています。

2014年4月12日に、ワッチミーナ2014のインストアイベントに(観客として)来ていたところで知り合いになりました。

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●新井素子

SF作家です。昔から知っているんですが(たとえばブログ「SF小説『.....絶句』(新井素子)について」)、小説よりもエッセイが増えた頃から疎遠になっていました。2014年に短編集『イン・ザ・ヘブン』を読み、続けて久々の長編新刊『未来へ…』を読み、サイン&トークショーに参加しました。

今後の活躍に期待しています。


未来へ・・・・・・

 

飯田えりか

少女写真家。「ショートカット推進委員会」が企画した写真集「Life is short」を撮影した方。青山裕企さんのアシスタントをされていたので、作風もちょっと似ていますが、もっと暖かい感じがします。

「Life is short」の出版費用をクラウドファンディングで募集したのが2013年末で、成立が2014年です。撮影担当が決まったのも2014年だったと思います。

一度、個展にお邪魔したときはお会いできたのですが、その後のイベントではずっとすれ違いで残念です。


LIFE is SHORT (ライフ イズ ショート)

 

烏賀陽弘道

ジャーナリスト。少々口が悪いのですが、取材に基づいた、しっかりした仕事をされています。当たり前のようで、当たり前じゃないです。読者が記事に対して、自分で価格を決めて支払う「投げ銭ジャーナリズム」実践中です。

高校時代からの知り合いで、2014年に特別なこともなかったのですが、引き続き注目しています。


ヒロシマからフクシマヘ 原発をめぐる不思議な旅

 

岡田斗司夫

評論家と言っていいでしょう。もともとアニメなどの「おたく文化」の担い手でしたが、最近は活動のジャンルを広げています。烏賀陽さんの「投げ銭」が「歩合給」なのに対して、支持者から「固定給」をもらう「FREEex組織」の実験中です。

2013年末から、FREEexの外郭組織「ヨコヤマ企画」を立ち上げ、2014年にいくつかの仕事をしたのですが、事実上の名義貸しでした。あまり好ましいことではないので、2015年1月で解散の予定です。


僕たちは就職しなくてもいいのかもしれない (PHP新書)

 

さいあくなな

若いアーティストで、絵を描いています。妙に迫力のある絵で、一度見たら忘れられません。

専門学校を出て、本名で活動されていましたが、いつもネガティブなことばかり言っているせいか「さいあくなな(最悪なな)」と名乗りはじめました。

2013年から見ていますが、2014年はライブハウスでの個展やシンガーとしてのライブ出演など、活躍の場を広げていらっしゃいます。

個々の絵のインパクトもあるんですが、こうして大量に展示して空間を変えてしまうのが彼女の真骨頂です。

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姫乃たま

自称地下アイドルの隙間産業。でも、私はアイドル活動をYouTubeでしか見たことないです。彼女のコラムは本当に面白いのでおすすめです。エロ文化、特にエロ本に興味があり、アダルトビデオ関連の仕事(出演じゃないです)もしていらっしゃいます。

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芙和せら

フラワーセラピスト。大学で知り合ったので、もう相当長い付き合いです。自ら考案した「フラワーセラピー」の普及に尽力されています。目標は、300年後になっても広く普及していること(300年計画)。そういえば、写真持ってない(学生時代の写真ならどこかに残っていると思いますが。

「芙和せら」は(おそらくフラワーセラピストをもじった)ペンネームです。この間、彼女の団体のイベントに行ったとき「フワ先生とお知り合いですか?」と聞かれ一種の戸惑いました。


幸せを呼び込む Happy Flower Calendar 2015 (インプレスカレンダー2015)

 

町宮亜子

女優を中心に、司会などのタレント業をなさっています。BSフジの番組「ワッチミーTV×TV」のイメージキャラクター「ワッチミーナ」を決めるサバイバル型オーディションの第1回(ワッチミーナ2014)に出場、敢闘賞でした。眼鏡キャラクターなんですが、眼鏡を取った方が美人だと思います。歌が大変素晴らしいので、音楽系の仕事を期待しています。

理星(りせ)さんのイベントで見かけたのが2013年の秋、2014年にワッチミーナ2014の敢闘賞、それからいろいろイベントに参加しています。

撮影会もあったので、写真はあるんですが、事務所のしばりが強いので掲載しないでおきます。

 

宮崎奈穂子

路上ライブを中心に活動するシンガーソングライター。2012年には武道館単独コンサートを実現、2012年12月から武道館の応援に対する感謝を形にするため、1年で365曲を作る「歌・こよみ365」にチャレンジし、2013年11月に完成。楽曲は30枚組CDとして限定販売されました。

2014年4月から、私の専用ブログ「Annotated「歌・こよみ365」」では、「歌・こよみ365」の全曲を1日1曲ペースで紹介しています。

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MOBACO.

ステージ衣装を中心に制作しながら、自らも歌う「デザイナーシンガー」。もっとも、ステージに出る人は自分の衣装のイメージはだいたい決まっているので、そのイメージを現実化し、より良いものを高い完成度で提供する「職人さん」。アイドル衣装が中心ですが、そうでないものも制作してもらえるようです。

2014年は、わずかですが本業に貢献できたので、良かったと思います。

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理星(りせ)

高校2年生のシンガーソングライター。歌のうまさに驚きました。2013年の秋に知って、2014年は何度かライブにも行きました。

イベントで、町宮亜子さんと歌った「手紙」(アンジェラ・アキ)は泣きすね。ジョン・レノンの「Imagine」も持ち歌で、これもなかなか聞かせます。日本人が歌う英語の曲は、だいたい「無理にやらなくていいよ」と思ってしまうことが多いんですけど、これもなかなかいいです。写真の衣装はMOBACO.さん制作。

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大禅師文子

宮崎奈穂子さんと同じ事務所のシンガーで、路上ライブをなさっていました。今年はブッキングライブが多く、なかなか見ることが出来ませんでしたが、来年はもう少し見に行きたいと思います。写真は2013年のものです。アンコールは撮影が許可されることが多かったので、その時に撮りました。「大禅師文子」画像検索すると、半分くらい私の写真が出てくるような気がします。

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アイリス ユキノ

佐藤友紀乃の名前で、BSフジの番組「ワッチミーTV×TV」のイメージキャラクター「ワッチミーナ」を決めるサバイバル型オーディションの第1回(ワッチミーナ2014)に、町宮亜子さんとともに出場。この時はあまり気にしていなかったのですが、2014年の秋に、(500円と安かったので)なんとなく見たブッキングライブで、激しいダンス中も終始笑顔の姿に圧倒されました。ワッチミーナ2014でもっと仲良くなっていれば良かった。来年注目している人です。

2014年11月にメジャーデビューだそうです。


We Are Miracles

 

喜屋武ちあき(きゃんち)

SF作家新井素子の自己紹介を真似た文章がTwitterで流れてきて、あまりのうまさに爆笑。

2014年末のコミックマーケット(コミケ)に出ていたというので、ブースまで行きました。

このコミケでは、マイクロソフトのイベントにも出ていたようで、これから見守りたいと思っています。

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2014年12月30日 (火)

近頃の若者はマナーが良い、特にアイドルライブ

長い長い前置き

電車の中で、何かトラブルを起こしているとたいてい中年以上のおじさんのような気がします。次がおばさん。若者は、常識を知らないところはあるにしても、総じてマナーがいい。

特に、アイドルライブの会場では、本当に気持ちのいい若者ばかりです。

アイドルライブの多くは、15分程度の持ち時間が与えられ、次々と入れ替わっていきます。誰もが、自分が推しているメンバー(推しメン)の前に立ちたいので、最前列の争奪戦に... なりません。

推しメンの出番が終わると、すすっと後ろに下がり、次のファンと入れ替わります。また、同じ推しメンのファン同士が衝突するのも見たことがありません。だいたい、初めて見る人や、地方からたまに来る人を前面に出してくれます。常連は顔見知りなので、そういうのがだいたい分かります。

どちらかというと、女性の方がマナーの悪い人が多いように思いますが、サンプル数が少ないので、断定はしないでおきます。

ファンの中には、応援用のサイリウムをその場にいる全員に配る人がいます。もちろん自腹です。

出番が終わったら回収されます。ゴミにならないようにという配慮ですが、もしかしたら「他の人の応援に使わないように」ということかもしれません。

「日本人はマナーがいい」と言いますが、実際には「日本人は周囲への同調圧力が強い」だけという指摘もあります(最近もそういう研究がありました)。

だから1970年代までの海外では「日本人はマナーが悪い」と評判でしたし「旅の恥はかきすて」という言葉もあります。旅行先は異世界であり、同調圧力を感じないからだそうです。

最近の若者は、SNSの発達により、どこで何をしてもすぐに自分のコミュニティに伝わってしまうため、マナーが良くなるという説です。

特に、アイドルライブや、その他の「おたく」趣味の場合は、コミュニティが狭いため、さらに早く情報が伝わってしまうということはあります。

マナーが良いわけではなく、相互監視により行動が強制されている感じですね。実際にどうかは分かりませんが、ありそうな話です。

ただ、ライブに来ている若者は皆礼儀正しく、口調も丁寧であることは確かです。巷で言われるような「ため口」は聞いたことありません。距離感の取り方の常識を知らないだけで、決して無礼なわけではないと思います。

 

本題1: MOBACO.

ちょっと経ってしまいましたが、12/6(土)新宿で行われたアイドルライブに行ってきました。

MOBACO.さん新作衣装&新曲披露。セットリストは以下の3曲。

  • 夜明けのサンバ(桃井はるこ)
  • 空の歌(オリジナル)
  • 関●宣言みたいな恋したい(オリジナル新曲披露)

新曲といっても、別のライブで先行公開しているので今回は「新曲発売記念」です。

「空の歌」はいい歌です。ぜひ聞いてください。


▲空の歌

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本題2: Framboise(フランボワーズ)

複数のシンガーが登場するブッキングライブの面白さは、偶然の出会いです。

今回の掘り出し物は「Framboise(フランボワーズ)」という女性ユニット。キャッチコピーは「地上OL×地下アイドル」。

昭和のアイドル風のダンスで、大変良かったと思います。ピンクレディーを歌ってましたが、WINKの方が合っていると言ったら「やったことあるし、これからもやりたい」ということでした。


▲ありました「寂しい熱帯魚」Framboise

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2014年12月16日 (火)

さいあくななちゃん & いずこねこと世界の終わり

さいあくななちゃん

12月1日「わたなべなな」改め「さいあくななちゃん」急遽開催されたプチ展示に行ってきました。場所を探すのが難しかった。

デアデビルというのは洋服屋さんでした。

行くと、店員さんらしき女性がソファで熟睡していたり、ビールとおつまみを売っていて、その場で飲めたり、なんだか不思議なお店です。

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▲絵自体はいつもの雰囲気ですが、スペースが狭いのでちょっと物足りない

いずこねこと世界の終わり

「ショートカット推進委員会」のプロジェクトで出版された写真集「Life is Short」の写真家飯田えりかさんの写真展に行ってきました。

ニュースサイトの記事をそのまま引用します。

少女写真家・飯田えりかが納める、いずこねこの最後の姿。「いずこねこの世界の終わり」写真展開催。

少女写真家として活動中の飯田えりかによる、ソロアイドル「いずこねこ」の最後の姿を写した写真展『いずこねこの世界の終わり』を、阿佐ヶ谷アニメストリート内アイドルMAKER’S GREEN GALLERYにて開催。

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映画「世界の終わりのいずこねこ」のスチル写真だったようです。映画も面白そうだし、「いずこねこ」ちゃんも面白そうなので見に行こうと思います。

先行上映会はちょっと無理かなあ。

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