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2014年12月30日 (火)

近頃の若者はマナーが良い、特にアイドルライブ

長い長い前置き

電車の中で、何かトラブルを起こしているとたいてい中年以上のおじさんのような気がします。次がおばさん。若者は、常識を知らないところはあるにしても、総じてマナーがいい。

特に、アイドルライブの会場では、本当に気持ちのいい若者ばかりです。

アイドルライブの多くは、15分程度の持ち時間が与えられ、次々と入れ替わっていきます。誰もが、自分が推しているメンバー(推しメン)の前に立ちたいので、最前列の争奪戦に... なりません。

推しメンの出番が終わると、すすっと後ろに下がり、次のファンと入れ替わります。また、同じ推しメンのファン同士が衝突するのも見たことがありません。だいたい、初めて見る人や、地方からたまに来る人を前面に出してくれます。常連は顔見知りなので、そういうのがだいたい分かります。

どちらかというと、女性の方がマナーの悪い人が多いように思いますが、サンプル数が少ないので、断定はしないでおきます。

ファンの中には、応援用のサイリウムをその場にいる全員に配る人がいます。もちろん自腹です。

出番が終わったら回収されます。ゴミにならないようにという配慮ですが、もしかしたら「他の人の応援に使わないように」ということかもしれません。

「日本人はマナーがいい」と言いますが、実際には「日本人は周囲への同調圧力が強い」だけという指摘もあります(最近もそういう研究がありました)。

だから1970年代までの海外では「日本人はマナーが悪い」と評判でしたし「旅の恥はかきすて」という言葉もあります。旅行先は異世界であり、同調圧力を感じないからだそうです。

最近の若者は、SNSの発達により、どこで何をしてもすぐに自分のコミュニティに伝わってしまうため、マナーが良くなるという説です。

特に、アイドルライブや、その他の「おたく」趣味の場合は、コミュニティが狭いため、さらに早く情報が伝わってしまうということはあります。

マナーが良いわけではなく、相互監視により行動が強制されている感じですね。実際にどうかは分かりませんが、ありそうな話です。

ただ、ライブに来ている若者は皆礼儀正しく、口調も丁寧であることは確かです。巷で言われるような「ため口」は聞いたことありません。距離感の取り方の常識を知らないだけで、決して無礼なわけではないと思います。

 

本題1: MOBACO.

ちょっと経ってしまいましたが、12/6(土)新宿で行われたアイドルライブに行ってきました。

MOBACO.さん新作衣装&新曲披露。セットリストは以下の3曲。

  • 夜明けのサンバ(桃井はるこ)
  • 空の歌(オリジナル)
  • 関●宣言みたいな恋したい(オリジナル新曲披露)

新曲といっても、別のライブで先行公開しているので今回は「新曲発売記念」です。

「空の歌」はいい歌です。ぜひ聞いてください。


▲空の歌

Dsc06980m Dsc07031m

Dsc07083m Dsc07075m

 

本題2: Framboise(フランボワーズ)

複数のシンガーが登場するブッキングライブの面白さは、偶然の出会いです。

今回の掘り出し物は「Framboise(フランボワーズ)」という女性ユニット。キャッチコピーは「地上OL×地下アイドル」。

昭和のアイドル風のダンスで、大変良かったと思います。ピンクレディーを歌ってましたが、WINKの方が合っていると言ったら「やったことあるし、これからもやりたい」ということでした。


▲ありました「寂しい熱帯魚」Framboise

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