写真展「パンチラ」「"好き" に変はない」見てきました
話題の写真展を2つ見てきました。
パンチラ展
浅草橋で開催中の「パンチラ2015」、夕方に行ったら長蛇の列なので、閉廊の早い「"好き" に変はない」に行ってから、引き返してきました。
小さなギャラリーですが、3階まであり、この全部を使っています。入場制限もかかっており、大盛況でした。スタッフの誘導が適切で、それほど混乱もしてなかったのがすごい。
タイトル通り、パンチラですが、盗撮のような犯罪感はなく、適度なエロスで、とてもいい展示でした。 1階には、スカートを自分でめくって写真が撮れるようになっています。
ところで、リカちゃんカチューシャで、入場行列最後尾にいたスタッフの方、実はモデルのナマダさんだったと後で知りました。雑誌や写真展でお名前も写真も拝見していたのですが、全く気付かずw
初の生ナマダさん、もっとちゃんと挨拶しておけばよかった。というか、まずは名前聞けば気付いたのに。大変失礼しました。
2月15日(日)まで開催されます。
"好き" に変はない
日本セクシャルマイノリティ協会による写真展「"好き" に変はない」は、「スクールガール・コンプレックス」などでおなじみの青山裕企さんが写真を撮っています。
すべての写真にコピーがついているのですが、これが泣けます。
撮影と、そのシェアが許可されていたのでいくつか掲載します。オフィシャルサイトにはもっと質のいい写真が掲載されています。会期後は全作品が掲載されるようです。
一番気に入ったのが
たったひとりを好きになっただけで、たくさんの人から嫌われた
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以前、ある媒体で
同性愛者は、告白するだけで社会的な非難にさらされるリスクがあるので、そう簡単に誘えない。
と書いたら「そんな社会を認めたことになるので、この表現はやめてください」と言われたことがあります。でも実際そうでしょう?
もう1つ気に入ったのがこれ
ふたりとも身体は女。でも心は男だから、ある意味ゲイのカップルなんです
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小説「親指Pの修業時代」では、身体が男で心は女のレズビアンに対して「(生物学的な)男が、女を好きで、それでいいじゃない」と言ったら、「そうじゃないの、私は女としての私を愛して欲しい女性を求めているの」と力説したシーンを思い出しました。
同性愛であろうと異性愛であろうと、性的な関係を結ぼうと思わない限り、どうでもいいことだと思います。
そういえば、古い友人がゲイだってことを、かなりあとになって知ったのですが、彼もふつうのおっさんですし、「ふうん」としか思いませんでした。
同性婚式がニュースになるのはうれしい。
でも、いつまでもニュースになるのは悲しい。
というコピーもありました。
「家族以外の面会謝絶」
18年間も連れ添ったのに、
病室に入れてもらえなかった
カップルがいる。
これって、百歩譲って夫婦じゃないとしても、家族と言っていいんじゃないでしょうかね。
こちらも2月15日(日)まで、2月14日(土)19:00からは、写真を担当した青山裕企さんなどによるトークショーがあります(要予約)。
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