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2015年3月

2015年3月13日 (金)

追記あり「世界の終わりのいずこねこ」の続きのイベント

日本人の心は「わび・さび」から「萌え・推し」へ ~世界の終わりのいずこねこ~」の続き

世界の終わりのいずこねこ フェア」3月10日(火)~3月27日(金)

新宿bookunionでミニ展示。

  • いずこねこの衣装1点(「Re:call dress」 製作者:刀根三奈)
    「魔法の天使クリィミーマミ」の森沢優が着ているような色使い。
  • 原画3点(西島大介)
  • コミック(西島大介)
  • 写真集(飯田えりか)
  • トートバッグ
  • サウンドトラックCD

その後、映画に出てくる「ねこ缶」と「2035年のケータイ電話」が展示に追加されたようです。

会場のカワセビルは、昔ミノルタのサービスセンターがあったのですぐ分かったのですが、入口が意外に分かりにくい。diskunionの脇にひっそりとありました。

~いずこねこ衣装展~猫の嫁入り」 in 渋谷OZgallery 3月10日(火)~3月15日(日)

渋谷OZgalleryは、マンションの一室で少し分かりにくいところにありました。

「みすきまもも」さんの衣装と、「飯田えりか」さんの写真展示。この方のブログ「無頼横町」の記事「2015年3月11日 ~いずこねこ衣装展~猫の嫁入り in 渋谷OZgallery」にたくさん写真があります。

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▲衣装いろいろ

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▲目が「何処(いずこ)」

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▲映画でも使用された衣装

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▲ウエディングドレス


【追記】

新宿bookunionのミニ展示に、「2035年の携帯電話」と「ねこ缶マイルド」が追加されていました(展示のみ)。

「ねこ缶」は、木星人が人類に配給する食糧です。

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2015年3月10日 (火)

映画『ワンダフルワールドエンド』を見た

「ショートカット推進委員会」からの、飯田えりかさん(写真家)からの、「世界の終わりのいずこねこ」ということで映画も見てきました。

こちらは「日本人の心は「わび・さび」から「萌え・推し」へ ~世界の終わりのいずこねこ~」をご覧ください。もちろん「わび・さび」と並べて「萌え・推し」を書いたのは冗談です。

同じ映画館でやっていて、半券で割り引きだったのが「ワンダフルワールドエンド」。

歌手の大森靖子(おおもりせいこ)さんが関わっているということで、一緒に見ました。

こちらは、シンガーソングライターの宮崎奈穂子さんからの、イベントがあった町田デザイン専門学校からの、卒業展の「さいあくなな」さんからの推しでつながりました。

もう、めんどくさいのでいちいちリンクを張りません。

ストーリーは、読者モデルからデビューしたものの、ツイキャス視聴者最大数百人という微妙なタレント早野詩織と、詩織のファンの中学生の木下亜弓(あみちゃん)、そして詩織の彼氏の劇団員の川島浩平の3人の話。

前半、とてももどかしい展開は良かったと思うけど、ラスト15分が全くついていけませんでした。

たまたま、監督と助演男優のトークショーがあったので「物語終盤の分かりにくさは、監督としてどうよ」と尋ねたら、ベルリン映画祭でも同じことを聞かれたそうです。「そう簡単に説明できないが、主観の世界に入ってる」ということでした。

確かに、詩織とあみちゃんが走るシーンは印象的に残りました。ラストはあみちゃんが詩織を追いかけるのですが、物語中盤では詩織があみちゃんを追いかけます。どちらも「なぜそこで逃げるかな」と思いながらも、「逃げたくなるか」と納得する部分もあり、うまく対応していたと思います。

あと、とりあえず、劇団の男はくそだってことが分かりました(あくまでも役が、です)。

どうも、音楽担当の大森靖子(おおもりせいこ)さんの意向が強いみたいです(元は彼女のMVとして制作された)。ちなみに、大森靖子さんはご自身のライブシーンの他、ラスト近くの着ぐるみで出演しているそうです。赤い髪がはみ出している子です。

スチール写真が良かったのと、監督にもう少し聞きたいことがあったのでパンフレット購入。何と、スチール写真の一部は「いずこねこ」と同じ飯田えりかさんでした。

撮影会とか、ブログとか、ツイキャスとか、今どきのアイドル活動をなぞっていて、リアルでした。

撮影会では、いい感じのファンに見えていて、実は「推し」は別にいて、その子が通りがかったらすぐについて行ってしまう。ちょっときわどい番組に出たら、すぐに「脱げ」とツイキャスで言われるし。というか、実際にそういうコメントはよくあります。

撮影会の客が、バイト先の映画館で詩織が彼氏と一緒にいるのを見て驚くのも、いかにもありそうな話です。もっとも、高校生が彼氏と同棲しているのは、あまりありそうには思いませんけど。

事務所の社長は「自由だ」といいながら暗黙のうちに強制するし、思い遣っているような言葉を発しながら、次のタレントに一所懸命で、嫌な感じがとてもリアルでした(私が間接的に知る限り、事務所はもっと直接的な規制をかけるようで、「配信」を知らないというのはあり得ないと思いますが)。

でも、全体を通して、モデル出身の中途半端なアイドルと、アイドルに憧れる中学生と、くそな劇団員が、まったくくだらないことで悩むのが本当に良かったと思います(全然ほめてないようですが、ほめてます)。


▲「ワンダフルワールドエンド」予告編

ところで、この女の子2人、追いかけあったあと、そのままキスシーンに入りそうな感じだったんですが、そういう意図はあったのでしょうかね。本当の同性愛じゃなくて、ローティーンの疑似同性愛みたいな感じがしたんですが。

以下、最後までの数行はネタバレかもしれません。

 

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