さいあくななちゃん個展「夢という字がどんどんダサくなるとき」展
若いアーティストのさいあくななちゃん。偶然、専門学校の卒業展を見かけて、それからほぼ毎回展示を見ています。
今回は、昨年に続き、高円寺の「無力無善寺」というライブハウスを借り切っての個展です。
2015年3月29日(日)から3月31日(火)までの3日間開催で、私は初日と2日目に行きました。あまりゆっくりしていられなかったのが残念です。何しろ展示点数が多いので、じっくり見ていると相当時間がかかります。
私は、なんとなく順番に見るのがいやで、結局全部の絵を見たかどうか分かりません。たぶん全部見ていると思います。
彼女の作品は、1枚ずつの絵が作品になっていると同時に、展示空間そのものが「空間芸術」としての作品になっています。今まで、いくつかの展示を見てきたんですが、広さも含めて、場所としてはここがいちばんいいように思います。
今回、いちばんうれしかったのは、とにかく来場者が多かったこと。初日は日曜ということもあって、オープンから常時10人以上いたのではないでしょうか。
展示会をやった方は分かると思いますが、常時10人っていうのはかなり多い人数です。
その後、ライブ演奏があったので、その時間帯にはもっと集まっていたことと思います。
この調子で、彼女の絵を好きになってくれる人がどんどん増えてほしいものです。
このあと、「フジとピンク」というタイトルで、4月4日(土)から12日(日)まで、さいあくななちゃんの郷里の山梨で巡回展が開催されています。富士吉田市の美容室だそうです(フジとピンク の お知らせ)。
また、作品写真は、tumblrの方に多く掲載されてています。こちらも良かったらどうぞ。
▲プロモーションビデオ
▲床にまいてあったチラシ
「ダサくなる」を踏みつけて否定する(ダサくない)、という意味だそうです。
▲個展なのでお花を贈りました
「さいあくなな様」は指示ミスで「さいあくななちゃん」になるはずでした
過去の記事は以下の通りです。専門学校の卒業展の記事は、ブログの運営会社ごとなくなってありません。最後にその時の写真を載せておきます。
- 「ストロベリーバイオレンス!!!!!!!」見てきた
- 「恋する1万円」見てきた
- わたなべななさん & 相馬ドリル美術館 @ 下北沢美術館
- 「デザインフェスタ」で「汚いピンク」を見た
- 風見穏香さんライブ & わたなべなな(nana watanabe)さん個展
「私の絵がロックンロールになったら展」 - さいあくななちゃん & いずこねこと世界の終わり
「デアデビル」店内展示
卒業展のテーマは何か聞きそびれました。部屋になっていて、無力無善寺と同じような構成です。卒業展は、廊下に部屋を作ったので天井が低い分だけインパクトがありました。でもちょっと狭い。
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