まなみのりさと宮崎奈穂子さん
先月からずっと「まなみのりさ」について書いているわけですが、まだまだ続きます。
まなみのりさの「ポラリスB」
彼女らの代表曲に「ポラリス」というシリーズがあります。ポラリス(北極星)は実は三重連星なので、それに3人を重ねてのタイトルです。
主星のポラリス(ポラリスA)と、伴星のポラリスB、もうひとつ小さな伴星のポラリスAbに合わせて曲名が付けられています。
「ポラリス」と「ポラリスAb」は、芸能界にいる現状を示唆する歌で、「ポラリスEpisode ZERO」がまなみのりさの3人が出会う前のことを歌った曲です。
中でも、「Episode ZERO」の歌詞は秀逸だと思うのですが(まなみのりさ「ポラリス Episode ZERO」その他の曲の話)、今日は「ポラリスB」の話です。
「ポラリスB」は、他の曲と違って、個人的なことを振り返っているようです。
夢や希望より 手のひらの上
小さな部屋の合い鍵を
大事に持ってたあの日の私が
たまらなく好き また逢いたい
「自分のことばかり考えていた頃より、夢に向かう今の方が素晴らしい」、という具合になりがちですが、「あの日の私がたまらなく好き、また逢いたい」という肯定的な見方が素敵です。
宮崎奈穂子さん
今年の4月からフリーになった宮崎奈穂子さん、2012年頃から「夢や希望」の歌が極端に増えました。2012年11月に武道館でソロコンサートという大事件があったせいでしょう。一介の路上シンガーが武道館というのは大変なことだったと思います。
ただ、この辺の曲をちょっと「重い」と感じる人もいたみたいです。フリーになって最初のライブでは、以前に歌っていたラブソングも交え、かなり軽い感じになっています。
6月からは月替わりセットリストで、毎週ライブをしています。
6月の様子は「月刊宮崎奈穂子「6月! 雨で空はぴっかぴか」第2回」にも書きましたが、5月よりもさらに軽い感じになってしまい、正直言って少し物足りない部分もありました。
ご本人も「これから試行錯誤しながらバランスを考える」とおっしゃっているので、次回はもう少し変わるかもしれません。
一般に「夢や希望」というと仕事を含む社会的なことを意味しますが、恋愛や家族のような個人的なことも同じように大事なことです。充実した人生は、両者のバランスで成り立つものだと思います。
そして「ポラリスB」
「ポラリスB」の歌詞は、今は夢に向かって頑張っているけど、個人的なことを大事にしていた(「小さな部屋」は彼氏の部屋でしょうか)「あの日の私」も同じように大事だし「また逢いたい」と、個人的なことを捨てたわけではないと言っているのでしょう。
「ポラリス」の歌詞は、ドラマ性では「Episode ZERO」が一番盛り上がりますが、「ポラリスB」の歌詞もなかなか心に響きます。
まなみのりさの目標は「武道館」だそうです。でもその前に7月4日(土)のライブがあります。
会場はshibuya duo MUSIC EXCHANGE、収容人数は公称700人と、かなりチャレンジングな目標だそうです。なんとか恥ずかしくない人数が入ってほしいものです。
プロモーション用に、短時間で安価なミニライブ「まなみのりさ Road to duo ~みんなでつなぐ duoへの道のり! なんとパシャパシャもあるよ!」を頻繁に開催しています。興味のある方はぜひどうぞ。アイドルライブに慣れていない人でも、彼女たちの現場は暖かく受け入れてくれるはずです。
「Road to Duo」は携帯電話・スマホでの撮影コーナーがあるんですが、私、スマホ持ってないのでタブレットで参加。慣れない機材にぶれてるし、ピントも合いませんし、タイミングもつかめません。
ほんと申し訳ない。
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