まなみのりさんざい「まなみのりさ」Road to duo 6月3日
最近教えてもらった3人組のアイドルユニット「まなみのりさ」、7月4日(土)、shibuya duo MUSIC EXCHANGEでのソロライブに向けて「Road to duo」と銘打ったプロモーションが盛んです。
宮崎奈穂子さんが2012年11月の武道館を控えていた頃は、確か6月のライブを最後にソロライブは中断、飢餓感をあおってました。もっとも、彼女の場合は路上ライブをほぼ毎日やってましたし、事務所主催のイベントには出てました。
路上ライブはコンディションも悪いし、長時間歌うこともできないので、プロモーションとしては丁度良かったのかと思います。
shibuya Duoの定員は700、彼女たちにとっては相当なチャレンジなんだそうです。1月のソロライブ(六本木 Morph-Tokyo)を満席にしたものの、定員は250人ですから相当な差があります。
そういうわけで、1時間くらいの短いライブを安価(1,000円+ドリンク)で、毎週開催しているようです。これだと、友人も誘いやすいのでいい試みだと思います。
以下、演目順です。
桜エトランゼ
客席から近い。(私が)見慣れない顔だったせいか、常連さんに「ぜひ前へ」と言われて上手最前列にいたんですが、ほんとに近い。
ステージ最前部に踏み台が3人分あって、見上げる形にはなりますが、とにかく近い。聞けば、以前はビールケースが置いてあったとか。それはちょっとひどい。
上手は、りささんの定位置で、私もよく見えたそうです。あとの物販で、名前を言われて動揺しました。Twitterやブログで顔と名前を出しているとこういうことがあります。
「桜エトランゼ」のことは前に書いたので省略(まなみのりさ「ポラリス Episode ZERO」その他の曲の話)。いい曲です。
ネタ(小島よしお)
Road to Duo限定のネタシリーズだそうです。今回は、小島よしおの「そんなの関係ねえ」。「ライブのチケット売れてない、でもそんなの関係ない」は笑えないような。
小島よしおのネタは、最初に失敗するところから始まります。まなみのりさも、声をそろえて出すところで失敗するんですが、この失敗が可愛らしいですね。
ふつうはやらないそうですが、こういうのを見ていると、かつてキャンディーズが「8時だヨ!全員集合」で仲本工事にいじられていたり、「みごろ! たべごろ! 笑いごろ!」で伊東四朗や小松政夫とコントをしていたのと重なります。
それにしても、YouTubeにはなんでもあるもので「みごろ! たべごろ! 笑いごろ!」のコントがありました。「私たちには時間がないの、あと2ヶ月、世界のキャンディーズになるのよ」と、自分たちの解散をネタにしてました。
この頃は、吉田拓郎が提供した「アン・ドゥ・トロワ」を歌っていたはずで、きれいなハーモニーを出してました。このギャップがすごい。
まなみのりさの皆さんには、ぜひ「アン・ドゥ・トロワ」と「哀愁のシンフォニー」と、コントをやっていただきたいものです。
キライじゃないのぉ
最初、ペンギン風のダンスがかわいい曲です。「アイドルお宝くじ」で披露したときは
「キライじゃないのぉ」とコールさせて、「キライじゃないってことは好き?」と催眠術にかける作戦
と言ってました。なるほど。
センチメンタルライオット
歌のあと「手拍子が早くなりすぎるので、みんなリズム感を養うように」というような指導が入りました。
そういや、あるシンガーソングライターは自分のソロライブで
ほんとに申し訳ないけど、特にお願いしない限り、
手拍子はやめてください
と言ってました。弾き語りでリズムがずれるとどうしようもないそうです(そりゃそうでしょう)。
ポラリス Episode ZERO
これも前に書いたので曲については省略(まなみのりさ「ポラリス Episode ZERO」その他の曲の話)。いい曲です。
この曲の振り付けは、指を頭上で回して人を指す部分があります。これが、振りだけじゃなくて、実際に客席の人を指して目を見てくれるので結構ドキドキします。
特に、いつも下手にいるまなみさんが上手に回ってきて指されたときは、目が大きいせいで特に動揺します。
ポラリスAb
一番乗れる曲なんですが、応援の振り付けが難しい。
歌詞に
タキオン、エネルギーを失うほど加速を続けてしまう
という下りがあるんですがその後「教えてジェラルド」という言葉が続きます。
もともと光速を超えていて、光速以下になれない粒子「タキオン」はエネルギーを失うほど速くなる性質を持ちます。それを考えたのがジェラルド・ファインバーグです。こんな小ネタが仕込んであるとは。
ちなみに、私も含めてよく「タキオン粒子」と表記しますが「オン」が「粒子」の意味なので、これは重複です。
もっとも、タキオンが観測できてしまうと因果律が崩れる(原因の前に結果が起きる)ので、仮に存在しても観測不可能ということになっています。
「絶対に観測できないものは、存在しないと考えてよい」という原理があるので、タキオンは存在しないというのが物理学の定説です。
パシャパシャ
通常、アイドルライブは撮影禁止ですが、Road toでは撮影時間があって、3人が順に目線をくれます。
ただし、撮影機材は携帯電話(スマホ、タブレット含む)のみです。目的はもちろんファンによる宣伝効果なので、一般公開が前提です。ただ、高画質の写真は怪しげなところに盗用されることもあるので、あまり画質が良いのも考え物です。
そういうわけで、まあ妥当な制約です。私の携帯はカメラ機能がかなり貧弱ですし、スマートフォンは持ってません。iPad mini(初代)で撮りました。
▲くれぐれも「かわいい写真」を載せるようにと、事務所からファンに強く指導されています。
この表情は、もしかしたら本人的には気に入らないかもしれないけど、なかなかかわいいと思うんですよね。
構図の確認もできてないし、ピントも合ってないですが、better than nothingということで載せます。まあ、でも、それほど悪くない写真だと思ってますが。
まなみのりさんざい
この日は、3つの発表がありました。
- 勝負曲をライブ会場で決める
- ソロライブ後のオールナイトイベント
- 物販の拡充
7月4日(土)ソロライブでは、複数の新曲が発表され、その中からこれからの「勝負曲」をみんなで決めるそうです。最初「新曲」と言わなかったので、手持ちの曲から選ぶのかと思ってました。新曲が複数あるそうです。
オールナイトイベントは、遠征・宿泊組にはうれしいかも知れませんね。まなみのりさは、アサヒ飲料の「ドデカミンナイトフィーバー」のCMに出てるので、土曜の夜ですから「サタデー・ナイト・フィーバー」ですね。
若い人は知らないと思うけど。この映画、週休2日になる前だから「サタデー・ナイト」なんですよね。
物販が貧弱なのは気づいてました。近年のライブでは、観客がタオルを回すパフォーマンスが必須なのに、専用のタオルがない。みんな、ばらばらのタオルを持ってきてます。なんとなく赤が多いようですが。
何が出るかはお楽しみということですが、どう考えてもタオルは出ますね。
ライブも頻繁に開催されていますし、物販も拡充されて、何かと散財しそうです。これが「まなみのりさんざい」。
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