« 2015年9月 | トップページ | 2015年11月 »

2015年10月22日 (木)

大つけ麺博の「まなみのりさ」

10月11日(日)、なぜか「大つけ麺博」というイベントに音楽ステージがあって、まなみのりさが出てました。

この日は、新橋駅前のパチンコ屋にある大型ビジョンにまなみのりさまなみのりさの音楽ビデオが映るということで、雨の中、朝から出かけてました。

そのまま仲間と「大つけ麺博」の会場である大久保公園へ。歌舞伎町を抜けたところにあります。ちょうど雨も上がりました。

珍しく写真撮影が許可されたので撮りました。ステージ前に立ち食い用のカウンターが用意されていたり、ちょっとポジションは悪かったんですが、そこは被写体の魅力でカバーします。

音楽ライブの写真は時々撮るんですが、正面よりも少し横から撮った方が立体感があってきれいだと思います。この時、マイクを持つ手と逆から撮ると顔が隠れにくくなります。どちらの手でマイクを持つかは癖のようで、利き手とは限らないみたいです。また、ダンスがあると持ち替えることが増えます。

まなみのりさは3人のユニットなので横から撮ると全員同時にピントを合わせるのが難しいんですが、昼間の屋外なら絞れば何とかなるでしょう。もっとも、今回はちょうどいい位置は通路になっていて場所を確保できませんでした。

一部の写真を掲載します。また、もう少し多くの写真をOneDriveで共有しています。

Dsc02337m
▲今回は「アコースティックライブ」ということで、いつものダンスもなし。
 
Dsc02199m
▲まなみさんは、歌っているときが一番いい顔
 
▲目がきれいですね
 
▲みのりさんは、歌っていないときが一番いい顔
 
▲「回る回る」の振り
 
▲りささんは、観客をあおっているときが一番いい顔ですが、今回は出番少なめ。ポジションの問題もあって、写真そのものもうまく撮れませんでした。
 
Dsc02272m
▲うまく横顔が撮れました
 
Dsc02261m_2
▲ 代表曲「ポラリス」にちなんでスニーカーにも星が
 

結構きれいの撮れたので、プリントしてみました。今回は、珍しくプリントサービスを使ってみました。今はキタムラ系列になった「オンラインラボ」です。比較的安い(1枚20円)なのに結構きれいだったので、余分にプリントして3人にプレゼントしました。
オンラインラボについては「「オンラインラボ」終了(追記あり)」で書いています。

撮影可というのは、直前にアナウンスされたためか、1回目のステージで撮っている人はほとんどいませんでしたが、2回目は時間的な問題なのか、それなりに人が増え、いいポジションが取れませんでした。

ちなみに私は、万一の場合を考えて、たいてい一眼レフを持ち歩いています。今回、まなみのりさでは初めて役立ちました。

あとで、いろんな人のブログを見ると、写真撮っている人に対してちょっとした嫌味が見つかりました。申し訳ない。

撮影会ではないので、見ている人はカメラのことを考える必要は全くありません。前をさえぎってもらって全然問題ないんです。座ってみている人の真ん前に立つのは「見るのを妨げる」という意味で非常識ですが、カメラのことは無視して構いません。そういうもんです。

路上ライブを撮っているときも、カメラに遠慮する人がいらっしゃいますが、本当に無視してもらってまったく問題ありません。道で撮ってる方が悪いんです。

10月24日(土)の13:00と15:00にまたあるようです。ここで撮影が許可されるかどうかは分かりませんが、イベント自体は無料なので良かったらどうぞ。

そして、会場では、できればラーメンかつけ麺を食べて上げてください。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2015年10月17日 (土)

まなみのりさに見るサイエンス

アイドルユニット「まなみのりさ」の楽曲には、多くの科学用語や技術用語が登場します。他にもあるかもしれません。思い出したら追加していきます。

 

ポラリス(北極星)

彼女たちの代表作に、以下のシリーズ曲があります。

  • ポラリス
  • ポラリスAb
  • ポラリスB
  • ポラリスEpisode ZERO
  • 逆襲のポラリス(2015年12月22日発売予定)

「ポラリス(Polaris)」は、北極星のことです。北極星は1つに見えますが、実は「ポラリスA」「ポラリスB」「ポラリスAb」が連なった三重連星だそうです。これを、まなみのりさの3人組になぞらえて「ポラリス」シリーズが作られました。

星座には、近くに見えるだけで実際は遠く離れているものがあります。でも、ポラリスは実際に近いそうで、AとBの距離が2700天文単位(1天文単位は地球と太陽の平均距離に由来)、Abはさらに近く、実際に近いということです。

なお、「ポラリス」には「何万光年離れてても」という歌詞が登場しますが、実は地球からポラリスまでは約430光年しかありません(1光年は、光の速度で1年間かかる距離)。

大マゼラン星雲なんか、17万光年も離れていますから、近い方ですね。「スター(星)なのに思ったより近い」というのがまなみのりさらしいところですが、冷静に考えるとやっぱり遠い、というのもまなみのりさらしいところ。

そういえば、北極星は人類にとっての存在価値が大きい割に、二等星でしかありません。トップスターではないけど、存在感のある存在ということで、これもまなみのりさにふさわしいかもしれません。

 

ポラリスポーズ

ポラリスを示すポーズ。初めて見たとき、ファンの人が「フレミングの右手の法則」と言ってくれました。

 Blv mano dx
By derivative work: Quaerendo (talk) Mano.svg: Jfmelero (Mano.svg)
[
CC BY-SA 2.5-2.0-1.0, CC BY-SA 2.5-2.0-1.0, GFDL  or CC-BY-SA-3.0], via Wikimedia Commons

三本の指が、 それぞれX軸、Y軸、Z軸という独立した方向を示しています。X、Y、Zいずれの方向も、他の方向とは完全に分かれているということで、それぞれが固有の魅力を持つまなみのりさの3人を示すと考えられなくもないですね。

 

タキオン

ポラリスAb」には

君を思う気持ちはタキオン
エネルギーを失うほど加速を続けてしまうよ

という歌詞があります。「タキオン」という架空の粒子は、常に光速よりも速いスピードを持ち、エネルギーを与えるほど光速に近付きます。また、エネルギーを失うほど速くなります。

「気持ちは、タキオンエネルギー」ではなく「気持ちはタキオン、エネルギーを失うほど」なのでご注意ください。

タキオン理論を考えたのが、ジェラルド・ファインバーグさんで「ポラリスAb」には「教えてジェラルド」という歌詞があります。

タキオンは、数式的には相対性理論と矛盾しませんが、直接的にも間接的にもその存在を確認できません。もし確認できたらタイムマシンが実現してしまいます。

一般に、物理学では存在がまったく確認できないものは存在しないものとして扱います。また、相対性理論では「因果律(原因のあとに結果が起きる)」を前提としているのに、タキオンはこれを覆します。

そのため、タキオンの存在は、単に数式が成立するだけで、その存在は否定されています。

7月4日に開催された、「まなみのりさ4thワンマンライブ MMRevolution」では新曲候補として「タイムマシンは必要ない」というタイトルがあったのですが、「ポラリスAb」と矛盾するため採用されませんでした(うそです)。

 

CQ

CQ CQ...」という曲があります。CQは「誰でもいいから応答してください」というアマチュア無線用語で、国際条約で決まっている言葉です。

日本では、電波法に基づく「無線局運用規則」で定義されています。不特定多数と通信するのは緊急時を除けばアマチュア無線だけなので、実質的にはアマチュア無線用語です。

もっとも「CQ CQ...」では、不特定ではなく特定の人に応答して欲しいようですが。

 

マイナス273℃

温度は、物質の振動などで発生するエネルギーなので、振動がゼロになれば最低温度になります。この時の温度を0として、摂氏と同じ割合で増加していく温度体系を「ケルビン(K)」と呼びます。0Kは、およそ摂氏マイナス273度に相当します。

CQ CQ...」では、「マイナス273℃」で冷たいことを表していますが、ちょっと冷たすぎますね。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2015年10月15日 (木)

風見穏香「負けるもんかっ!」ツアーファイナル@原宿ストロボカフェ(9/27)

体育の日も過ぎましたが、シルバーウィーク後半はこんな感じでした。

  • 9月23日(祝)フランボワーズ(主催ライブ)
  • 9月25日(金)まなみのりさ
  • 9月27日(日)風見穏香

ということで、最後は風見穏香さんのライブに行って来ました。詳しくは本人のブログ「9/27 ファイナルを終えて。」で(手抜き)。

場所は、原宿駅から近い「ストロボカフェ」、風見穏香さんがときどき使う会場です。

前方には椅子が数列、親族や地元の人など、招待者中心みたいでした。後ろ半分以上はスタンディング。ほぼ満員で、椅子席からはトイレにも行けない感じでした。

地元の物まね芸人さんやら、従兄弟(だったかな)のお兄ちゃんなど、いろいろ出てきたんですが、面白かったのは風見穏香さんが楽曲を提供しているアイドルユニット「CGテイスト」が出てきたとき。

セーラー服で登場した風見穏香さん
「実は、昔、アイドルになりたかったんです」
と、どこまで本気か分からない発言で、一緒に歌います。

アイドル曲は、いくつかパターンがあるので、それにあわせて手を上げようとしたら、誰も反応せず見送り。隣にいた友人も「つい、手が上がりますね」と言ってました。

それでも2回目は近くの数人で「オイ、オイ」と手を上げてみたり、ケチャしてみたり、アイドル風の応援をしてみました。ステージの方には届いたでしょうか。

昼公演で、あとがあるということで開場前の広場に移動(あんまり集まっては行けない所みたいですが)、しばらく歓談してました。

風見穏香さん、ブログを見ると分かるんですが、ときどき悩みをこじらせます。若いときは誰でもいろんな悩みがあると思いますが、ちょっとこじらせすぎです。

こじらせた悩みを、クリエイターとして昇華させて欲しいものです。

当日の写真はないので、8月の路上ライブから持ってきました。

DSC02195M

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2015年10月 5日 (月)

「宇宙戦艦ヤマト」のストーリーと、月刊宮崎奈穂子10月公演「なんで泣きそうなんだろう」

月替わりセットリストで、宮崎奈穂子さんがほぼ毎週やっている定期公演「月刊宮崎奈穂子」、10月公演に行ってきました。

「月替わりなので、セットリストは来月まで秘密」、ということでブログをあんまり書いてなかったんですが、翌月になると記憶も薄れてしまい、なかなか書けませんでした。

 

プロットとストーリー

話は飛びますが、評論家で元アニメプロデューサーの岡田斗司夫さんが、マンガ家の島本和彦さんと対談をしていました。

そこで出たのが「プロットとストーリーは別である」という話です(拝啓マッカリー監督。ハリウッド版『宇宙戦艦ヤマト』のストーリーはこれでよろしく)。

たとえば「宇宙戦艦ヤマト」のストーリーをこう説明したとします。

地球が放射能でやられて、宇宙戦艦に乗って遠く離れたイスカンダルという星へ行き、放射能除去装置をもらってくる話

これは単なる「プロット」であり、これだけだと、もう「初めてのお使い」と変わりません。そうじゃないだろう、ということです。

岡田斗司夫さんだったらこう言うそうです。

地球が放射能に侵されているという絶望的な状況の中、一部の可能性にかけてコスモクリーナーDという装置を14万8千光年先にある存在するかも分からないイスカンダルへ取りにいくために、大好きな人たちが死んでいく中、屍を超えて地下都市へ逃げてなお、屈辱にまみれて地球艦隊というのを維持していく。

これを読んで、私だったらこう表現します。

放射能で汚染され、地球滅亡まであと1年とされたところ、14万8千光年先にある惑星イスカンダルへ放射能除去装置を取りに行く。若い宇宙兵士達は、百戦錬磨だが寡黙な沖田艦長に反発しつつ、成長していく様子を描いたアニメ。

何が言いたいかというと、ライブのセットリストはプロットであって、ストーリーではないっていうことです。だから、セットリストもネタバレもなしでブログを書きます。演出については期待をあおる程度には内容を書きます。

 

月刊宮崎奈穂子「10月! なんで泣きそうなんだろう」

「月刊宮崎奈穂子」は、いつも彼女の楽曲のフレーズからテーマを取っています。10月公演は「なんで泣きそうなんだろう」、これはデビュー曲「優しい青」の一節です。10月5日にデビュー8周年を迎えるからだと思います。

DSC02119(400x600)

今回は「A面的」ということで、過去の楽曲からよく歌っていたものを選んだのだろうと思っていました。実際にどうだったかは書きませんが、意外な選曲もありました。

曲を絞りきれなかったようで、今回演奏曲はいつもより多目です。そして、いつもより時間が延びます。来週も、きっと延びると予想します。お得と言えばお得ですので、10月ぜひどうぞ。

今月は「メガネなし公演」と宣言されていましたが、コンタクトを忘れて演奏中だけ眼鏡を外すという状況に。でもときどき取り忘れてました。来週以降、どうなるかは分かりません。いろいろ大変なので、当初の予定通りコンタクトになるのじゃないでしょうか。

セットリストは、あるテーマに沿って曲が披露されます。

1曲目は長いこと歌ってなかった曲でいろいろ失敗(笑)。さらに、途中で2曲ほど飛ばしてしまう事態が。古いファンの人は「あれ?」と気付いたかもしれません。

そして、しばらく封印していた曲を久しぶりに歌ったら、歌詞を間違えるというまさかの事態に。歌詞にはそれほど違和感がなかったので、そのまま押し切りましたが、表情が明らかに変わったので知らない人でも気付いたかもしれません。

いや、しかし、クライマックスのあの台詞を間違えるのは私もびっくりです。例えて言うなら「いちご白書をもう一度」で「就職が決まって髪を切って来たとき」と歌うはずが「卒業が決まって髪を切って来たとき」になった感じ(ちょっと違うか)。

最後の方では、観客と一緒にいろいろ。奈穂子さんの表情が、実に楽しそうでした。

アイドルユニットの「まなみのりさ」が、「アイドルをやってて、一番嬉しいのはお客さんが楽しんでくれること」と言ってましたが、どんな歌手でもそうなんだと思います。というか、どんな仕事でもそうですよね。

趣味で音楽を続けるのは難しくありませんが、2時間じっと聞いてくれるお客さんを確保するのは簡単ではないし、ましてお金を払って毎週30人も集めるのは大変なことです。

もちろん、世の中には一声かければ数百人集客できる人もいますが、人数の問題じゃないと思います。1回で1万人集めるアーティストだって、感謝の気持ちは変わらないでしょうし、その「場」の価値に違いはありません。

そういうことを思うと、こっちが「なんで泣きそうなんだろう」でした。

ところで、来月の「B面的」は何が入るのでしょう。

B面を書くと、A面が想像出来てしまうので難しいところですが、シングルにもアルバムにも収録されなかったあの曲とか、「歌・こよみ365」のあの曲とか、いろいろ想像しています。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

« 2015年9月 | トップページ | 2015年11月 »