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2019年5月 1日 (水)

『All for One』 ~ダルタニアンと太陽王~

会社で仕事を頼んでる女性が宝塚歌劇団のファンで、ときどきオタ話を楽しく聞かせてもらってます。お返しにアイドルオタ話をしてますが、こっちは迷惑かもしれません。

面白そうなので、「いっぺん、DVDか何か貸してください」「これ見たらファンになるという、会心の一撃的なやつ」と言ったら、標題のブルーレイを貸してくれました。パンフレット付きで。さすがです。

さすが、面白かったですね。標題から分かるとおり、ルイ14世と三銃士の話です。ルイ14世と言えば鉄仮面ですが、この話にちょっと手を入れて、「リボンの騎士」風の味付けがしてありました。

手塚治虫のマンガ『リボンの騎士』は、宝塚少女歌劇にインスパイアされたと言われていますが、逆輸入ですね。パンフレットにもそんなことが書いてありました。

その他、ルイ14世の細かなエピソードがちりばめられてて「なるほどそういう解釈か」みたいな所も楽しめました。

当時流行したであろう「壁ドン」がしつこく登場して笑いを取るなど、案外コミカルなところがあったり、もちろんミュージカルとしてのレベルは高いし、登場人物はみんな美人だし、これははまりますね。

それにしても、宝塚の男役は「女性から見た理想の男性」と言われるのに、歌舞伎の女形が「男性から見た理想の女性」とはなかなか言われないのはなぜでしょうね。江戸時代は言われていたのでしょうか。


月組宝塚大劇場公演 三井住友VISAカードシアター 浪漫活劇 『 All for One 』 [Blu-ray]

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