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2023年8月

2023年8月19日 (土)

写真(プリント)の仕上げ: 撮った写真は、たまには印刷してみよう

カメラ付き携帯電話の普及で、写真を撮る人は増えたのですが、プリントする人はむしろ減っているようです。私もプリントはほとんどしません。

でも、最近の家庭用プリンターは、十分きれいな写真印刷ができるので、まったく印刷しないのももったいないと思います。画面で手軽に見るのも良いですが、もし自宅にプリンターがあれば、たまには印刷してみてはどうでしょう。

家庭での写真印刷にはインクジェット式のカラープリンターが必要です。現在、家庭用のモノクロプリンターは売っていないようなので、どんな機種でも問題ないでしょう。たとえモノクロであっても中間調を出すためにはカラープリンターが必要です(グレースケール専用プリンターがあれば別ですが)。

プリント用紙は「光沢紙」で大丈夫です。写真画質専用の用紙もありますが、値段の割にはそこまで変わりません。私は「キヤノン光沢ゴールド」を使ってます。以前はもう1ランク上の用紙を使っていたのですが、廃番になったようです。先に書いたとおり、そもそも画質はほとんど変わりません。

プリンターの設定は「写真」を選んで、用紙を「写真用紙」みたいなものに設定すればOKです。カラーマッチングなんかも、最近はあまり考えなくても大丈夫そうです。このあたり、(macOSと違って)Windowsはあまり信用できなかったのですが、最近はだいぶマシになっています。

印刷したら、額装したいところですが、さすがに大げさです。机に飾るなら、ボール紙のフレームがおすすめです。たとえばこんなやつ

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もうひとつ、私がおすすめするのが「バックシート」です。やってみましょう。今回は、先のブログに書いた「七瀬美優(NoelliL)浴衣撮影会」で撮影した写真を使います。

バックシートは、弱い糊のついたプラスチック板で、写真の裏に貼って使います(だからバックシート)。「弱い」といっても、いったん貼り付けたらはがすことはできません。押しつけることで貼り付くみたいです。

各種サイズが用意されていますが、あまり小さなものはないので、必要に応じてカットして使ってください。カッターナイフで簡単に切れます。今回は、2L版(127mm×178mm)を使ったので、ワイド四つ切り(366mm×254mm)1枚から4枚分取りました(少し余ります)。

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裏紙をはがして、端をあわせます。液晶保護シートを貼り付ける要領ですが、裏紙は徐々にはがしていきます。

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ゴムローラーがあると、傷つけずにきれいに貼り付けられて便利です。画材屋さんの他、写真用具コーナーでも売っています。

ここで、ゴミが混入するとどうしようもないので注意してください。プラ板はそれなりに硬く、カッターで切り取ってゴミだけ取り除くのは無理ですし、写真面を傷つけることもできません。

と思っていたら、案の定、やってしまいました。小さなゴミでも、表からは結構わかるものです。この写真は捨てるしかないのですが、推しの写真って捨てられませんよね。

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写真では伝わりにくいのですが、これでかなり見栄えがするようになります。硬いので、額装しなくても立てかけておけます。額装する場合でも、バックシートを貼ると、かなり美しく仕上がるのでおすすめです。

 

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2023年8月15日 (火)

8/12 NoelliL(ノエリル) 東京かわいいステーションLIVE in なかのZERO小ホール

8/12(土)、東京かわいいステーションLIVE(なかのZERO小ホール)で、NoelliL(ノエリル)を見に行ってきました。撮影可能ライブだったので。

ここの照明は、昔からのタングステン光なので、フリッカーなどの心配はありません。ホールなので、客席には段差があり、前の人にさえぎられることなく撮影できました。が、最前列の手はどうしても入ってしまいますね。

新穂すみれさん卒業ということで、4人そろったところを撮ろうと、最後方にいたんですが、APS-Cとは言え135mmではちょっと短かった。しかも、4人全員がベストな状態は難しく、結局あんまり撮れませんでした。これだったら、もうちょっと前でも良かったですね。

そういうわけで、4人全員を収めたものを切り取っているのもあって、さすがに解像度が低いです。クリックしてもあまり大きくならないのは、そういうことだと察してください。中にはサムネールの時点で小さいものもあります。

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これくらいが精一杯。

雪梨冴愛さん、前に「写真写り悪い」とか言ってしまってごめんなさい。写りが悪いのは撮る人が悪い。ということで、頑張ってみました。

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新穂すみれさん、2024年1月5日に卒業ということで、こちらも頑張りました。

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そして、推しの七瀬美優。このへんで力尽きます。

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そういうわけで、双葉ことはさん、ごめんなさい。

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ところで、この衣装に限らず、NoelliLはバックが特徴的なので撮ってみました。

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2023年8月13日 (日)

8/11 NoelliL(ノエリル)ワンマン(渋谷Grit)

2023/08/11(金・祝)

NoelliL(ノエリル)プチワンマン

100名限定ということですが、予約で100名は埋まらず。当日券が出たのですが、どうだったのでしょう。

ライブは持ち曲のほぼ全部(ほぼではなくて全部かな?)を披露、会場のサイズもそこまで大きくなかったので、一体感のあるいいライブでした。

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旧体制「未完成リップスパークル」から引き継いだ新披露曲が2曲

1曲は「ああっ 夏! はんぶんこサマーっ」。旧体制のMVもどうぞ

もうひとつが、新穂すみれ(新穂純麗)主演映画「咲かない蕾」の主題歌にもなった「加速ファンタジー」。こちらは旧体制ライブ映像でどうぞ(イレギュラーな演出も入ってますが、ふつうのやつは別の動画でどうぞ)。

アンコールでは、新穂すみれさん1月5日のワンマンライブを最後に、グループを離れるという発表がありました。なんとなく、誰か辞めるんじゃないかという予想をしていた人も多かったのですが、実際に名前が出るとショックも大きいですね。特に、彼女はスタートメンバーですし、グループのムードメーカーでもあるので、インパクトは大きいものがあります。

「お茶会」と称して、開始前からみんなで飲んでたのですが、終わってからも飲みに行くことになりました。帰ってからも飲んでいた人がいたようです。まあ、そうなりますね。

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2023年8月 6日 (日)

七瀬美優(NoelliL)浴衣撮影会

アイドルユニットNoelliL(ノエリル)の浴衣撮影会(浅草)。個人撮影だったので緊張しました。

モデルはNoelliLリーダー七瀬美優さん。

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うちわは京都の塩見団扇さん。2012年にAGFブレンディのCMで原田知世が使っていたうちわの提供元です。つまり、七瀬美優は実質原田知世、と言っていたら別のファンの人に「原田知世、えーと、なんか有名なのありましたよね」みたいな反応でした。55歳の今もおきれいですが、デビュー当時のかわいらしさは息をのむものがあったのですが。

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浴衣はレンタルだそうですが、いい色でした。

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カメラは、ソニーα6600、レンズは35mm F1.8を2.0から2.8くらいに絞ってます。それにフラッシュHVL-F43AMでした。

ミノルタα7(ソニーのデジタルカメラではなく、ミノルタのフィルムカメラ)以来のユーザーなので、レンズの多くはミノルタ(ソニー)Aマウント。今回も、AマウントからEマウントへのマウントアダプターを使ってます。最後に出たアダプターLA-EA5はなかなか優秀で、基本的にすべての機能が使えます。

フラッシュも、ミノルタ独自シューなので、純正アダプターを使用。ミノルタのシューは脱着が簡単で良かったんですが、ソニーになってしばらくして変わりました。どうせ電気接点は各メーカーが拡張しているので、機種依存性があるのですが、物理的な形状は合わせた方が何かと便利だろうという判断です。

Aマウントのこのレンズ、筐体をプラスチックにして軽量化を図るとともに安価に仕上げており、値段の割にいい写りをするのですが、後継レンズはないようです。確か35mm、50mm、85mm、それからマクロがあったはずです。

浅草寺周辺は人も多く、どうしても寄りが中心になってしまいます。

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浴衣を含めて、和装はやっぱり帯。同じようなカットになってしまいましたが。

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有名な写真スポットらしいです。順番待ちしてました。

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スカイツリーを指したはずが、飛んでしまいました(笑)。ちなみに、英語では横位置写真を「landscape(風景)」、縦位置写真を「portrait(ポートレート)」と読んでます。横位置のポートレートがあってもいいと思うのですが。

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最後は浅草寺境内で。

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雷門でも撮ったのですが、失敗(いまどきのカメラで何を失敗するのか? という感じですがピントが合ってませんでした)。

全体に「なんとなく撮った」という感じで、撮影者の意志があんまり感じられないですね。次回がもしあれば、もう少し頑張りたいと思います。

 

 

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2023年8月 5日 (土)

推し活!展―エンパクコレクションからみる推し文化

早稲田大学校内に「早稲田大学演劇博物館」というのがあるそうです。そこの企画展「推し活!展―エンパクコレクションからみる推し文化」に行ってきました(2023年4月24日〜8月6日)。

そもそもこの博物館が、坪内逍遥による「シェイクスピア推し活」だったという解説には笑いました。

展示で目を引いたのは、江戸時代の歌舞伎関連。以前から思っていたのですが、大衆芸能である歌舞伎は、現在のアイドル活動に直結しています。

要所要所でかかる掛け声は、誰がやっても良いがタイミングや言葉に暗黙の了解あったり、中には掛け声を前提にした演目があったりするのは、現在のアイドルライブのコールと同じです。

浮世絵はブロマイドだし、芝居全体ではなく役者だけを見る人も多いというのも同じ。

違いは、歌舞伎の常連は料金の安い後方席(大向こう)に陣取るのに対して、アイドルライブでは最前列に陣取る人が多いことくらいでしょうか。料金は同じですしね。もっとも、最近は前列を割高な料金に設定するライブが増えてきたので、そのうち「大向こう」エリアが設定されるかもしれません。

戦後になると、ファンによる同人誌が増えてきます。商業誌と遜色ないレベルの作品があったりするのですが、肖像権が確立した現代では難しいかもしれません。また、オンライン活動が増えてきたので、後世に残らない物も増えています。

展示では、ファンの声を集めた寄せ書きや、来場者による寄せ書きなんかもありました。推しとして「新橋演舞場」や「国立劇場」なんかもあって、これがほんとの「箱推し」ですね。劇場のことを「箱」と言いますが、「箱推し」だとグループ内の個人ではなく全体を推すことになります。

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ついでに常設展も見て来たのですが、マリー・アントワネットになれる階段がありました。

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吹き出しが3点用意してあって、一緒に撮れます。

  • ようこそエンパクへ
  • さようなら、ベルサイユ、さようなら、パリ、さようなら、フランス!
  • マリー・アントワネットはフランスの女王なのですから

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有名なセリフ「お菓子を食べれば」は後世のねつ造とされるせいか、ありませんでした。

 

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