写真(プリント)の仕上げ: 撮った写真は、たまには印刷してみよう
カメラ付き携帯電話の普及で、写真を撮る人は増えたのですが、プリントする人はむしろ減っているようです。私もプリントはほとんどしません。
でも、最近の家庭用プリンターは、十分きれいな写真印刷ができるので、まったく印刷しないのももったいないと思います。画面で手軽に見るのも良いですが、もし自宅にプリンターがあれば、たまには印刷してみてはどうでしょう。
家庭での写真印刷にはインクジェット式のカラープリンターが必要です。現在、家庭用のモノクロプリンターは売っていないようなので、どんな機種でも問題ないでしょう。たとえモノクロであっても中間調を出すためにはカラープリンターが必要です(グレースケール専用プリンターがあれば別ですが)。
プリント用紙は「光沢紙」で大丈夫です。写真画質専用の用紙もありますが、値段の割にはそこまで変わりません。私は「キヤノン光沢ゴールド」を使ってます。以前はもう1ランク上の用紙を使っていたのですが、廃番になったようです。先に書いたとおり、そもそも画質はほとんど変わりません。
プリンターの設定は「写真」を選んで、用紙を「写真用紙」みたいなものに設定すればOKです。カラーマッチングなんかも、最近はあまり考えなくても大丈夫そうです。このあたり、(macOSと違って)Windowsはあまり信用できなかったのですが、最近はだいぶマシになっています。
印刷したら、額装したいところですが、さすがに大げさです。机に飾るなら、ボール紙のフレームがおすすめです。たとえばこんなやつ
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もうひとつ、私がおすすめするのが「バックシート」です。やってみましょう。今回は、先のブログに書いた「七瀬美優(NoelliL)浴衣撮影会」で撮影した写真を使います。
バックシートは、弱い糊のついたプラスチック板で、写真の裏に貼って使います(だからバックシート)。「弱い」といっても、いったん貼り付けたらはがすことはできません。押しつけることで貼り付くみたいです。
各種サイズが用意されていますが、あまり小さなものはないので、必要に応じてカットして使ってください。カッターナイフで簡単に切れます。今回は、2L版(127mm×178mm)を使ったので、ワイド四つ切り(366mm×254mm)1枚から4枚分取りました(少し余ります)。
裏紙をはがして、端をあわせます。液晶保護シートを貼り付ける要領ですが、裏紙は徐々にはがしていきます。
ゴムローラーがあると、傷つけずにきれいに貼り付けられて便利です。画材屋さんの他、写真用具コーナーでも売っています。
ここで、ゴミが混入するとどうしようもないので注意してください。プラ板はそれなりに硬く、カッターで切り取ってゴミだけ取り除くのは無理ですし、写真面を傷つけることもできません。
と思っていたら、案の定、やってしまいました。小さなゴミでも、表からは結構わかるものです。この写真は捨てるしかないのですが、推しの写真って捨てられませんよね。
写真では伝わりにくいのですが、これでかなり見栄えがするようになります。硬いので、額装しなくても立てかけておけます。額装する場合でも、バックシートを貼ると、かなり美しく仕上がるのでおすすめです。
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