風見穏香10周年記念ライブ
10年前、推し仲間の強い紹介で出会った風見穏香(かざみしずか)さん(公式サイト?)。
活動10周年ということで、久しぶりにワンマンライブに行ってきました。
路上ライブをしている頃は会社帰りに寄ったり、1年に1回くらいはライブハウスにも足を運んでいたでしょうか。ただ、ここ数年はTwitterで活動を確認するくらいで、顔を見ることはありませんでした。
それが、5月頃に「10月にワンマンライブをします」という情報が流れてきて、よく読むと「テーマは『再会(restart)』」。フリーランスのミュージシャンを10年続けるというのはたいしたものです。数年ぶりに会ってみようと思いました。
会場は、池袋の「としま区民センター」で、キャパ400人。400人!? 料金を1,000円と抑えてはいるものの、正直それは無理だろうとプレミアム席5,000円を購入したのですが、ふたを開けてみればチケットはまさかの完売。大変失礼しました。
前物販は、ライブ会場となったとしま区民センター併設の会議室、物販スタッフの多さに驚きました(笑)。ライブで会場の誘導などを含め、これだけの人がスタッフとして参加しているのは、風見穏香ご本人の人徳でしょう。
ライブ冒頭は、風見穏香本人の屋外ビデオ、たぶんお住まいの茨城県でしょう。そこで、なぜかラジオ体操がスタート。ラジオ体操第1を終えたところで客席後方から路上ライブスタイルで本人登場。
路上ライブスタイルというのはこんな感じです(風見穏香さんはキーボードではなくギターですが)。ちはみに風見穏香さんを推してきたのは、ここに登場する宮崎奈穂子さんのファンの人です。
実は、宮崎奈穂子さんが2012年10月に行なった武道館公演のオープニングがこのスタイルでした。この時は、カートを引いてきてステージに上がり、アンプとキーボードのセッティングをして、さあ歌うというところで、セットの一部として置いてあった自販機で水を買って客席を笑わせてました。
今回は、単にアンプを持ってきただけですが、愛用していた機材だそうで、持ってきたかったのでしょう。また、活動初期に宮崎奈穂子さんの事務所に一部の仕事を委託していたこともあって、ご本人とも面識があり、路上ライブの先輩としてのリスペクトもあったのでしょう。
なお、自販機がない代わりに、ポリスストップの演出が組み込まれていました。警官役の1人として登場したのが、こちらも風見穏香さんの活動初期から付き合いのある理星(りせ)さん。当時高校生だった彼女も立派な大人になった…はずですが、童顔のためいまだに高校生くらいにしか見えません(高校生時代は中学生に見えていたので、確かに成長は感じられます)。
新旧取り混ぜて約90分目一杯使ったライブでしたが、これはアンコールなども含めての時間だったようで、最後はばたばたでした。区の施設なので仕方ないところもあります。まあ、そこら辺のばたばた感も彼女の持ち味なんでしょう。
11年目に入った風見穏香さん、これからのご活躍も期待しています。
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