2023年7月12日 (水)

7月2日(日)いとうあいか生誕ライブ〜箱入りケーキと草花のバレリーナ〜

「花屋の娘」いとうあいか「アミューズLaLa♪ハッピーランド」生誕ライブ2023年7月2日(日) 初台Doors

ふだんは基本的に「おもしろ枠」なんですが、よく見たら美人だし、スタイルもいいし、「モデルになるのはあきらめた」と言ってましたが、まだあきらめなくてもいいのでは。

みたいな話をして「しゃべらなければ大丈夫ですよ」と言ったらしばかれた。

最初はボーイッシュな衣装で登場

Dsc05403nrDsc05379nr Dsc05380nr

Dsc05415nrDsc05413nr Dsc05415nr

衣装替えでバレエ風ダンス(こういう衣装は珍しい)。美しいですね。

 Dsc05560nrDsc05563nr Dsc05488nr

Dsc05566nrDsc05553nr

トラペゾヘドロン(MOBACO.さん)の力作衣装。NoelliLさんの衣装と同じ人です。

花屋の娘らしく、随所に花があしらってあって美しい。TVアニメ「ラ・セーヌの星」に出てきた「バラのドレス」を思い出します。悲劇の原因となった「サンファの黒薔薇」は入っていなかったようで安心。「ラ・セーヌの星」こと、シモーヌも花屋の娘として育てられました。

Dsc05675nrDsc05696nrDsc05700nrDsc05772nrDsc05791nrDsc05799nrDsc05843nr

Dsc05746nrDsc05848nrDsc05869nrDsc05875nr

Dsc05868nrDsc05896nr

アンコールで、いつものようなコールなのに、なぜか感動して涙が出そうになりました。なんでしょうね。

Dsc05903nr   

 

 

 

 

 

 

| | コメント (0)

2019年1月13日 (日)

奏でて!みらくるりん♪タクト(『ごちゃまぜイマジネーションっ』制作秘話10/10)

いとうあいか『ごちゃまぜイマジネーションっ』予約特典に「制作秘話CD」というのがありました。なかなか面白かったので、順番に紹介します。

CDは2曲ずつ紹介されているのですが、ブログでは1曲ずつ書いていきます。なお、作詞はすべていとうあいかさん本人です。


奏でて!みらくるりん♪タクト

作曲・編曲: こみち

ソロになってから「こみち」さんに始めて作っていただいた曲。ただし、発表は『パステルパーティ♪』カップリングの『もふハグ』の方が早いそうです。その後、2018年1月10日(いとうの日)に発売された手売りミニアルバム『つめこみ☆ちっく』にも収録されました。いとうあいかさんのブログ「初アルバム「つめこみ☆ちっく」好評発売中!」もあわせてどうぞ。

いとうあいかさんは、吹奏楽をやっていてバリトンサックスを吹いていたそうです。アルトサックスやテナーサックスは聞きますが、バリトンサックスって初めて聞きました。「(ふつうに使われている中では)一番大きい(サックス)」だそうです。

アルトは女性低音、テナーは男声高音、バリトンはその下の音域なので、大きくなるのは分かります。じゃあ「バスサックス」はないのかな、と調べたら一応ありました。確かにあまり一般的ではないようです。さらに下の「コントラバスサックス」は世界に数台だけあり、その下のサブコントラバスはそもそもの製作台数が世界に数台らしいです(Wikipedia:サクソフォーンより)。

もともと楽器が好きで、バンド編成なんかも好きだということで、ディズニーランドで演奏される音楽も、大規模な編成が多いので気に入ってるとか。そういう楽器への思いを託して作ってもらったのが『奏でて!みらくるりん!タクト』。割と明確なイメージがあって、それを実現した「こだわりの曲」だそうです。

聞いてみると、曲調もいいし、音楽用語もたくさん出てきて、確かに楽器が踊っている感じがしてきます。あと、中に入ってる台詞がミュージカル風のリズムで、面白い感じがします。この部分は本人も一番気に入っているところだとか。

「オーケストラや吹奏楽を1人でやっている感じ」「楽器が飛び交ってて、登場人物が歌い出すと、楽器も動物も踊り出すような感じ」をイメージしたそうで、まさにミュージカルですね。うまく表現できていると思います。

歌詞の面白いところでは「くるりんくるりん♪繰る(くる)♪リンクるリンクる」と、「くるりん」を「繰った」あと「リンク(す)る」に変わっているところが注目ポイントだそうです。「くるりん」が「くる」で終わっているのは分かるんですが、歌詞カード見るまで「繰る」でつないで「リンク」になっていることには気付きませんでした。

また「ティムティムドンドンシャンッ」という擬音は、ティンパニーなどの太鼓、ドンドンは大太鼓、シャンはシャンだそうです(シャンは説明になってない)。他に「ティクティントンタン」は、モダンバレエを習っているとき、先生が独自の言葉でカウントしていたのをイメージしているそうです(あくまでイメージです)。

ちなみに、いとうあいかさんの衣装を製作している人も「あいかちゃんからのオーダーは、だいたい擬音で説明されてる」と笑ってました。このブログも、意味は伝わるのだけど、擬音と口調で表現しているところが多く、言葉をそのまま引用できないので苦労してます。

なお、前述のミニアルバム『つめこみ☆ちっく』には、『恋駄菓子。』というしっとりした曲もあるのでおすすめですが、そろそろ完売しそうです。


【告知】アルバム「つめこみ☆ちっく」2018/1/10発売【いとうあいか】

また、「つめこみ☆ちっく」1曲目のSE(効果音)というか、出囃子というか、オーバチュアは、その後曲としての体裁が整えられ、歌詞が付いて、2019年1月10日「いとうの日」ライブで発表されました。

歌詞を付ける前のバージョンは、こみち氏によってYouTubeにアップロードされ、iTunesで『つめこみ☆ちっく(進化Ver.)』として販売されています。

  歌詞を付けたときにアレンジも変えているので、そのうち何らかの形で公開したいということです。


こみち「つめこみちっく~進化Ver~」

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2019年1月 8日 (火)

DREAM MELODY~ハッピーホリデーな1日を!~(『ごちゃまぜイマジネーションっ』制作秘話9/10)

いとうあいか『ごちゃまぜイマジネーションっ』予約特典に「制作秘話CD」というのがありました。なかなか面白かったので、順番に紹介します。

CDは2曲ずつ紹介されているのですが、ブログでは1曲ずつ書いていきます。なお、作詞はすべていとうあいかさん本人です。


DREAM MELODY~ハッピーホリデーな1日を!~

作曲・編曲: こみち

「こみち」さん提供の曲で、もともと手売りシングルでした。こみちさんのブログ「リリース情報★いとうあいか「DREAM MELODY〜ハッピーホリデーな1日を!〜」」もあわせてどうぞ。

こみちさんとは、求める音楽の方向性がだいたい一致しているそうです。直接聞いたところによると、こみちさんに制作依頼した場合は、ほぼ一発OKだそうです。結構言葉詰め込んでいるので「一発OK」と聞いたとき、思わず聞き返してしまいました。

「じゃんぴなう(jumping now)」の歌詞部分がなかなかポップで、普段ジャンプなんかをしない人も、つい跳んでしまう感じです。歌詞にも「!」が多いこと多いこと。そして、いとうあいかさん曰く「一番わけが分からなくて、頭ぱっぱらぱーな曲」だそうです。しかも、ジャンプが多いので(計7ジャンプ)、とても疲れるとか。

この曲は(この曲も)遊園地モチーフで、歌詞にある「わんぱくなジェットコースター」は、アルバム表題曲『Σ夢中☆アスレチックコースター!』を意識しているそうです。また、「ジュースなプールが飲み放題」の「ジュース」は、コーラをイメージしたそうです。『恋して♡コーラ』を歌うくらいのコーラ好きとしては当然でしょうか。

秘話的には、音源制作中、「じゃんぴなう」の節が多すぎて1番の歌詞と2番の歌詞がごっちゃになっている部分があって、ぎりぎりで差し替えたそうです。編集中のミスでしょうか。

ちなみに、私がいとうあいかさんに行きだしたきっけかは、『つめこみ☆ちっく』という、全曲こみち作のミニアルバムが出ると聞いて買いに行ったのが最初です。インディーズ系アイドルの場合は「買いに行く」≒「ライブに行く」なんですが、1人15分のために3,000円出すのはもったいないなあと思って、発売を知ってから買うまでにだいぶ間が空いてしまいました。

そのこみちさんをなんで知ってるかというと、いとうあいかさんの衣装も作っている「MOBACO.」さんからです。MOBACO.さんが歌っていた『HOP STEP きらきらJUMP!』と『空の歌』が特に気に入っているんですが、全然タイプが違うのに、どちらもこみちさんの曲でした。これはすごい、と注意して見ていた次第です。


| | コメント (0) | トラックバック (0)

2019年1月 7日 (月)

Choose me!~ハッピーエンドじゃ終われない!~(『ごちゃまぜイマジネーションっ』制作秘話8/10)

いとうあいか『ごちゃまぜイマジネーションっ』予約特典に「制作秘話CD」というのがありました。なかなか面白かったので、順番に紹介します。

CDは2曲ずつ紹介されているのですが、ブログでは1曲ずつ書いていきます。なお、作詞はすべていとうあいかさん本人です。


Choose me!~ハッピーエンドじゃ終われない!~

作曲:斎藤悠弥 編曲:伊藤直樹

アルバム用の新曲ですが、TVアニメ「あっくんとカノジョ」の「プチタイアップ」だそうです。

このアニメの中に恋愛シミュレーションゲームが登場して、その中で使われている音楽が数秒だけあったそうです。「どうせだから1曲に仕上げよう」ということで歌詞の依頼がいとうあいかさんに来て、「このまま歌ってもらいましょう」となったそうです。そういうわけで、歌詞も恋愛シミュレーションゲーム的なものになっています。

ちなみに、いとうあいかさんは恋愛シミュレーションゲームがとても苦手だそうです。どれくらい苦手かというと、告白せずに学校生活が終わってしまったくらいです。ゲームが始まる前にエンディングを迎えることができた方が驚きです。リアルではよくある話ですが、ゲームでは初めて聞きました。

「恋愛は自力で」ということで、攻略本は見ないタイプで自分のメモも取らないため、さらに時間がかかるとか。それで「あなたの好きなものを選んだつもりなのに、これじゃダメなんですか?」となるそうです。攻略してもらうためのキャラクターなのに、なんでだめなんでしょうか。

ところで、このアルバムのリリースイベントを一緒に回っていた「飲茶娘(やむちゃむすめ)」さんのシングル「fun!fun!fun」は「あっくんとカノジョ」の劇場版で使われるそうです。


ちなみに「カフェTrump」には「いとうあいかそっくりな、いとうあいかの飼い猫が変身した『あい♡にゃす・にゃんにゃん』」がお給仕しています。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2018年12月24日 (月)

いとうあいか撮影会からのオフ会へ

12月22日(土)は、いとうあいかさんの撮影会からのオフ会でした。

久しぶりにかめらバッグ出したら、「Magical♡Honey」って2人組アイドルユニットのチラシが出てきました。「Magical♡Honey」の1人がいとうあいかさんですね。

撮影会イベント名「うぃんたぁー あい♡かめら~いとうがふゆふゆしてりゅぅぅ~」

1枠定員5名なので、割と小さめの撮影会ですね。3分ごとの交代制で、メイン以外の人も撮影(脇撮り)可能なシステム。団体撮影会は、こういう交代制の方が好きです。特にメインが決まっていない「囲み」だと気が弱いとまったく撮れないので。

スタジオはちょっと狭かったんですが、都心のスタジオだとこんなものでしょうか。可動式の仕切り壁が若干低いので、ジャンプしてもらったら壁を越えてしまいました。

Dsc05560m

普段着ている着ぐるみパジャマだそうです。暑くないのかなあ。

着ぐるみパジャマの下は、別のパジャマ。「(撮影中に)『じゃあ、そろそろ脱いでみようか』って言っていいよ」と言われたので言ってました。

脱いだものを足下に落とすと、ちょっとエロチックになるはずなんですが、健全なアイドルなのでなりませんでした。

Dsc03941m

飛ぶと、だいたいの人が自然に笑うので面白いですね。でもちょっとピント甘かった。こちらの問題です。

Dsc04033m

花びら持ってきた人がいたので、借りて飛ばしてもらいました(借りるだけじゃなく使ってしまってすみません)。本人に投げてもらってるのもあります。

Dsc05628m

ちょっと大人っぽい感じになったでしょうか。

Dsc05642m

こちらはクールな感じで。

ミノルタのフィルムカメラα7と、ソニーのデジタルカメラα7の両方を持ってくるという、ある意味マニアな人が、仕事の都合で中座。噂では「証明書の期限切れ」だとか。大変ですね。

撮影会で見るカメラは、以前はキヤノンとニコンが圧倒的に多かったのですが、最近はソニーが増えてますね。昔からミノルタ(カメラ事業は、後にソニーに売却)を使っていたので、なんとなく嬉しいものです。

私のメインカメラはソニーα77 II、サブカメラが型落ちで投げ売りされていたNEX-6なんですが、NEX-6が案外よく写ります。格は全然違うのですが、新しいカメラの方がいろいろ進歩します。

110家の食卓オフ会「うぃんたー☆もぐもぐパラダイス!」

「110家」は「いとうけ」と読ませます。15人くらいでオフ会。小学校を模した居酒屋で、客に配られる試験がありました。満点だとガチャができるんですが、算数は案外難しかったですね。

もうひとつ「いとうあいか試験」もありました。難しかった(というか、知らない)。ちなみに私「あなたのハートに」を「あなたの心に」と答えてしまいました。声に出していると間違えないんですけどね。

ちなみに「ミニあいかちゃん」は答案用紙の下に書いてあるのでカンニングできます。

飼い猫のうち1匹は「いとうあいか」みたいな子に変身して、歌舞伎町のメイド喫茶でお給仕している子でした。そこに気付かなかったので減点。

ちょっと狭かったんですが、ライブでは客同士あんまり話をしないので、行って良かったと思います。もうちょっと通えば顔見知りも増えるのでしょうけど。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2018年12月10日 (月)

パステルパーティ♪(『ごちゃまぜイマジネーションっ』制作秘話7/10)

いとうあいか『ごちゃまぜイマジネーションっ』予約特典に「制作秘話CD」というのがありました。なかなか面白かったので、順番に紹介します。

CDは2曲ずつ紹介されているのですが、ブログでは1曲ずつ書いていきます。なお、作詞はすべていとうあいかさん本人です。


パステルパーティ♪

作曲・編曲:斎藤悠弥

2017年7月2日に発売された、自身初の全国流通シングルで、初のアニメタイアップ曲です。インストアライブも初めてで、いろいろ大変だったようです。たとえば、インストアライブではふつうワイヤレスマイクではなく、ワイヤードマイクを使います。最近のライブハウスはほとんどワイヤレスマイクを使うので、そこから困ったみたいですね。

また、発売日のインストアライブは、ファンによるサプライズイベントがあったり、ポスターができたり、タイアップした「天地無用」のイベント(2017年5月14日KFCホール)で、声優さんたちにまじって舞台に立ったり、そういう印象が強く残っているそうです。

曲はかわいらしい感じを重視して、衣装もパステルカラー、歌詞の「ときめきシルクハット」にあわせてかわいいシルクハットも作ってもらったそうです。実際の映像はMVをどうぞ。

「ときめきシルクハット」「照れ隠しチーク」「ひとめぼれルージュ」といった(男性にはあまりなじみのない)用語を並べ、女の子には刺さって欲しいということです。

内容は、付き合ってるのかな、まだそうは言えないかな、という微妙な関係のカップルがパーティに行く感じです。女の子は「男らしいところ見せてくれるのかな」「今日はお姫様扱いしてくれるのかな」「でもちょっと彼はシャイなのかな」「自分もちょっと背伸びしてみたんだけどな」という感じの曲です。要するに「男女がドギマギしている曲」ということです。

簡単な振り付けもあるそうです。

日本では、そういうパーティはあまりないんですが、米国の高校には「prom(プロム)」という恐ろしい習慣があって、それに行くような感じでしょうね。プロムについては、映画「バック・トゥ・ザ・フューチャー」の最後のシーンと言えば分かりやすいでしょうか。この曲でも、途中でワルツのメロディが入っていますね(MVをご覧ください)。

振り付けには、途中に入るギターにあわせて「エアギター」が入っています。どうしてもやりたかったそうです。

短い曲ですが、満足感の高い曲に仕上がっています。

もっと秘話っぽい話としては、ハモリに苦労したそうです。多重録音だと思います。

なお「パステルパーティ♡」は、現在ミュージックビデオのある唯一の曲だそうです。でも、せっかくの全国流通アルバムなので、もう1曲欲しい、ということで現在クラウドファンディングがスタートしています。

いとうあいか『ごちゃまぜイマジネーションっ☆』発売記念企画!Σ夢中☆ごちゃまぜ遊園地MV大作戦っ!!ということで、リード曲『Σ夢中☆アスレチックコースター!』のMV制作ファンドが始まっています。既に目標額の99%となって達成間近ですが、ストレッチ目標もあるそうなので期待しています。と書いているうちに106%となりました。おめでとうございます。

▲「パステルパーティ♡」のMV


| | コメント (0) | トラックバック (0)

2018年12月 8日 (土)

秘密基地アドベンチャー(『ごちゃまぜイマジネーションっ』制作秘話6/10)

いとうあいか『ごちゃまぜイマジネーションっ』予約特典に「制作秘話CD」というのがありました。なかなか面白かったので、順番に紹介します。

CDは2曲ずつ紹介されているのですが、ブログでは1曲ずつ書いていきます。なお、作詞はすべていとうあいかさん本人です。


秘密基地アドベンチャー

作曲・編曲: yolky sun(ヨーキーサン)

『恋して♡コーラ』のyolky sunさんの新曲。依頼曲ではなく、作曲家さんから「こんなのどうですか」と提案されたそうです。注文もしていないのに勝手に持ってきてくれるのは、相手はとても勇気がいることだし、受け取る方はとても嬉しいことです。

ただし、アルバム制作決定の時点では、音源はデモ音源のまま、歌詞も完成ではなかったようです。出すタイミングを図っていたところ「全国流通アルバム」という、ちょうどいいタイミングで発表することになりました。

秘密基地

ところで、いとうあいかさんは「秘密基地」を作ろうとした経験があるそうです。子供の頃、おじいさんの家の裏の空きスペースを見つけ、「これだ」と思って、そのスペースに建築資材(段ボール)や、建築道具(紐や、なぜか糊)を集めはじめたところ、ある日突然なくなっており「ん…」ということに。

どうも、おじいさんが、誰かが勝手に捨てた「ゴミ」だと思って捨てたそうです。あいかさん、子供の頃は(実は今も)あまり自分から話すタイプではなかったし、おじいさんは怒っていたので、それっきりに。「それ、私が秘密基地を作るの」のように言えば良かったのですが、それも言い出せなかったとか。言えば手伝ってくれたかもしれませんね。

その後も何度か秘密基地を作ろうと思ったのですが、「そこは、人の家の敷地だからだめ」と言わたり、全部で3、4回はチャレンジしているそうですが全て失敗しています。何かを作る事は楽しいし、人と一緒ならもっと楽しいし、たくさんの人と作ればもっともっと楽しいものですが、秘密基地はハードル高いですね。

もっとも、部活や研究室も一種の「秘密基地」みたいなものです。また、ライブ会場で会う仲間も、ある意味「秘密基地」みたいなものです。アイドルライブに行ってることを内緒にしている人も多いので、秘密感もあります。また、ライブ終わりにファン同士が食事に行くこともよくあります。下手したらそっちが目的じゃないかと思う人もいますね。それも「秘密基地」の一種なんでしょう。そういえば、「ガッチャマン」は喫茶店だかスナックが私服姿の科学忍者隊のたまり場でしたし、「マイティジャック」では、みんながたむろしている喫茶店の奥が秘密基地の入口でした。

「秘密基地」今でも欲しいそうですが、「アイドル活動」という秘密基地を、もうお持ちではないでしょうか。

ところで、制作秘話に出てくる「タイムマシン」は、「タイムカプセル」じゃないですか。歌詞では「タイムマシンなカプセル」になってます。

作り倒せ! ハチャメチャでも

『秘密基地アドベンチャー』の歌詞に

作り倒せ! ハチャメチャでも 何度でも飾り付けて

ワクワクがかっちょいいでしょ! そうでしょ!

という下りがあります。

いとうあいかさん、自分が良いと思ったものは良い、納得できないものは絶対だめと思うタイプだそうです。

たとえば、工作の時間に作った作品にどうしても納得できなかったことがあったとか。客観的には良い出来で、親にほめられ、賞も取ったのですが、それでも自分が納得できなかったということです。一方で、周囲から何を言われても、自分がいいと思ったら推し、批判されたら「あなたこそ、センスないわね」と、譲らない性格みたいです。

こういう性格は、アーティストに向いているかもしれませんね。もっとも、今どきのアーティストは、市場調査も欠かさず、「どうやったら売れるのか」を必死で考えているそうです。もちろん、いやいや活動しているわけではなく、ある程度は自分が作りたいものを作っている人が大半です。売りたい物と売れる物のバランスが大事なのでしょう。それでも「100%好きなことをしたい」という欲求は捨てがたいようです。コミックマーケット(コミケ)にプロのマンガ家が同人誌を出しているのも、商業ベースに乗らなくても100%自分が好きなものを描きたいという欲求を満せるからかもしれません。

私の推している画家に「さいあくななちゃん」という人がいます。専門学校の卒業展を偶然見かけて、以来ほとんどの個展を見に行っています。あまり一般受けしない画風みたいですが、先日、岡本太郎現代芸術賞(通称TARO賞)を受賞しました。実は、その前年くらいから画風が変わってきたことを指摘したら「前は、いったん完成したあと、さらにぐちゃぐちゃにしていたけど、今は我慢している」と言ってました。どんな仕事でも、100%好きにできることはないけど、やりたいことがまったくできなければ続ける意味はないわけで、みんなその中間をうろうろしているものです。

Dsc03515m
恵比寿のライブハウスで(歌っているのは違う曲)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2018年12月 7日 (金)

恋して♥コーラ(『ごちゃまぜイマジネーションっ』制作秘話5/10)

いとうあいか『ごちゃまぜイマジネーションっ』予約特典に「制作秘話CD」というのがありました。なかなか面白かったので、順番に紹介します。

CDは2曲ずつ紹介されているのですが、ブログでは1曲ずつ書いていきます。なお、作詞はすべていとうあいかさん本人です。


恋して♥コーラ

作曲・編曲: yolky sun(ヨーキーサン)

コーラが好きすぎて作った曲。世界2大コーラはもちろん、その他のコーラもすべて好きだそうです。

実はソロデビュー前からできていたとか。そして、生まれて初めての依頼曲だそうです。

そもそもは「ネタ」的に考えていたそうで、「ポジティブ↑センチメンタル↓」のカップリング曲でしたが、いとうあいかの代表作となりました。『ごちゃまぜイマジネーションっ』に、カップリングから採用された唯一の曲です。

とても印象に残る曲で、おかげで、よく「コーラの子だ」と言われるし、ライブの最後でやろうものならその曲しか覚えてもらえないとか。何にせよ、覚えてもらえるのはいいことです。冒頭に、コーラを注ぐような音も入れてもらうなど、演出にも凝っています。

この曲には、「口上」と言われる台詞パートがあります。通常、アイドル曲の「口上」は、ファンが口上ボードを作ってみんなで読み上げる形式が一般的ですが、この曲はいとうあいか自身が作ったボードをファンが掲げ、みんなで読み上げます。そして、コーラへのケチャへ(動画をご覧ください)。

アイドルが口上ボードを作るのはあまり一般的ではありませんが、いとうあいかの「推し」がコーラなのでこれでいいそうです。

曲を作っているとき、作曲のyolky sunさんに「ここ(メロディ)は、どういう感じ(の歌詞)を想像してますか」と聞いたところ、歌詞を考えるのが苦手なため戸惑いながら「コ、コ、コーラ、しか思い浮かばない」みたいに言ってしまったのが採用されました。「コッ、コ、コ、コーラ」いいですよね。谷山浩子の『恋するニワトリ』に匹敵する「コ、コ、コ」です。


(作曲:wataruとなっているのは誤りです)

『恋して♡コーラ』には、アコースティックライブに出た特に作ってもらった「ボサノバアレンジバージョン」があります。これがなかなかいい感じで、つい聞き入ってしまいました。こちらを貼っておきます。いとうあいかさん、ボサノバやジャズも好きだそうです。


この曲を知ってから、なんとなくコーラが飲みたくなることが増えました。聞けば、そういう人は多いそうです。

ラジオ日経の「ミュージックライフサンデー」にリクエストして採用されたときも、界隈のTwitterが「何だ、この面白い曲は」と、しばらくざわついてました。本当に印象に強く残る曲です。


| | コメント (0) | トラックバック (0)

2018年12月 6日 (木)

イエローハートデコレーション(『ごちゃまぜイマジネーションっ』制作秘話4/10)

いとうあいか『ごちゃまぜイマジネーションっ』予約特典に「制作秘話CD」というのがありました。なかなか面白かったので、順番に紹介します。

CDは2曲ずつ紹介されているのですが、ブログでは1曲ずつ書いていきます。なお、作詞はすべていとうあいかさん本人です。


イエローハートデコレーション

作曲・編曲: 綿貫佳明

先に紹介した「ポジティブ↑センチメンタル↓」と同じ、綿貫佳明さんの作曲・編曲、ということで「ポジティブ↑センチメンタル↓」の要素が含まれているそうです(これは秘話っぽい)。

たとえば、「ポジティブ↑センチメンタル↓」では、ポジティブをオレンジ、センチメンタルをブルーで表現したのに対して、「ポジティブオレンジ」「センチなブルー」という歌詞が入っています。

その他、秘話CDでは触れていませんでしたが私が見た感じでは「ポジセン」の「一歩二歩進め」と、「イエローハート」の「ONE-TWO! ONE-TWO!」が対応してますね。他に「デコレーション」と「飾り付け」が対応したり、「キャンディー」と「魔法」が両方に出てきます。

また、オレンジとブルーの他、いとうあいかのテーマ色の「イエロー」を加えて、大変カラフルな曲になっています。イエローはポジティブな色で、活動のテーマにあってるだろうということ。それに加えて、本人もイエローが気に入っていて、戦隊ものでもイエローが好きだったくらいだそうです。私服のイエローは少ないそうですが、これはファッション業界がイエローを出してくれないからだそうで、それは仕方ないですね。

似た音も使っているそうですが、こっちはちょっと分かりませんでした。

この曲の動画はないので、オフ会で「イエローハートデコレーション」と題して作ったデザートを紹介しておきます。いとうあいか(イエローハート)がバームクーヘンに「デコレーション」したので「イエローハートデコレーション」です。

Dsc03818m

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2018年12月 5日 (水)

ポジティブ↑センチメンタル↓(『ごちゃまぜイマジネーションっ』制作秘話3/10)

いとうあいか『ごちゃまぜイマジネーションっ』予約特典に「制作秘話CD」というのがありました。なかなか面白かったので、順番に紹介します。

CDは2曲ずつ紹介されているのですが、ブログでは1曲ずつ書いていきます。なお、作詞はすべていとうあいかさん本人です。


ポジティブ↑センチメンタル↓

作曲・編曲: 綿貫佳明

「あい♡からふる」と同様、手売りで出ていた曲。カップリングが「恋して♡コーラ」でした。手売り版とはアレンジが少し違うそうです。

作曲の綿貫佳明さんは、その後アニメ音楽やらいろいろなところでご活躍です。このアルバムでは「イエローハートデコレーション」を担当されていますが、他に手売りの「パステルパーティ」のカップリング曲「Happy Happy」を担当されているとか(CD「パステルパーティー♪」TYPE-A シングル)。

「ポジティブ↑センチメンタル↓」も、活動初期の曲で積極的に「行くぞ」という姿勢を表現したということです。いとうあいかさんご自身は、「やろう」と思ってもいろいろ考えすぎてしまうとか。新しいことにチャレンジするのはどうなるか分からないから不安になるし、でも結局やらないと分からないので、さらに不安になってしまう。誰でもそういう傾向はあると思いますが、ちょっとひどいと自分で分析されています。

そういうとき、自分の背中を押して、みんなの背中も押せるように書いた曲ということです。

そもそも、この活動自体「みんなに元気を与えられる」のが目標ということですが、この曲に限らずどれもなかなかいい線いってると思いますよ。

「もともと『頭ぽわぽわぽわ』っていう曲が好きなんですが、この曲は心をぐんぐん押していく曲」みたいなことをおっしゃってました。話し言葉なので、正確な表現がありませんがこんな感じでした。でも、ぽわぽわしたのも、よく聞くとメッセージ性があって感心しました。

衣装もできたそうです。これは、『ポジティブ↑センチメンタル↓』の矢印をモチーフにしたショートパンツで、「これが可愛いんだ」と力説されていました(どの衣装も本人デザインなんですが)。ポイントは、ポジティブイエローとセンチメンタルオレンジだそうで、動画でご確認ください。

【追記】

歌詞に「充電チョコレート 休憩 二口(ふたくち) どうぞ」というフレーズがあります。

しかしこれ、なんで「休憩ふたくちどうぞ」なんだろ。ひとくちじゃ足りないのか?

と書いたところ

足りないね!!!

との返事をいただきました。


Itoaikapositve

手売りシングル「ポジティブ↑センチメンタル↓」


| | コメント (0) | トラックバック (0)