2014年4月19日 (土)

「メアリー・ポピンズとCommon Lisp」という記事を書きました

メアリー・ポピンズとCommon Lispという記事を会社のブログに書きました。

あんまり技術的な話でもないので、こっちに書いても良かったんですが、Common Lispというプログラム言語の話なので、向こうに。

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2010年10月12日 (火)

コンピュータ将棋

情報処理学会が日本将棋連盟に挑戦状を出しました。
http://www.ipsj.or.jp/03somu/shogi/index.html

日本将棋連名は

挑戦状確かに承りました
いい度胸をしていると
その不遜な態度に感服仕った次第
女流棋士会も誕生して三十五年
奇しくも同年であります

とこれを受諾。

10月11日(月)、清水市代女流王将との特別対局が東京大学で行なわれました。

開会の挨拶で、日本将棋連盟の米長邦雄会長は

東京大学にはイチョウの木が多い、イチョウだけにイチヨ(市代)が勝つ

と挨拶されたそうですが、結果は人間の惜敗。

対戦したコンピュータは「あから2010」と名付けられています。

「あから(阿伽羅)」は10の224乗を意味し、将棋の局面数と近いことに因んで命名されたということです。

ちなみにGoogleの語源となった「googol」はわずか10の100乗、塵劫記では最大の数単位として「無量大数」を上げているが、こちらはもっと小さくて10の68乗です。
恐るべし漢数字。

あから2010のハードウェアは、169台のPC、CPUコア数にして676を並列動作させるというモンスターマシン。

ソフトウェアは4つの異なる将棋システムの合議制が採用されており、3つの合議制であるマギよりも高性能かもしれません。
(マギが将棋を指した話は聞きませんが)

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2010年6月15日 (火)

【競技】サッカーは見ないけど

ワールドカップというサッカーのイベントをやっているそうですが、全然見ていません。

私のコラムには時々プロスポーツのたとえ話が出てきますが、新聞などでエピソードを読んだだけで、試合の中継を見たことはほとんどありません。

囲碁や将棋にも興味はないのですが、コンピュータ将棋は応援しています。

最近、プロ棋士とコンピュータ将棋の対戦が許可制になりました。
これは、余興ではなく「価値のある試合」ができるようになった証拠です。

そして、今年の4月、情報処理学会は日本将棋連盟に「コンピュータ将棋」で挑戦状を送りました。

将棋連盟は、この挑戦状を正装である和服で受け取ることを決めました。
これに対して情報処理学会は思案の末アカデミックガウンで送ることになったそうです。
上記リンクにはそのときの写真も掲載されていますので、よろしければどうぞ。

対戦相手は、清水市代女流王将・女流王位です。
私の予想では、僅差でコンピュータの負けを予想していますが、さあどうなるでしょう。

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2010年4月24日 (土)

【PC】3.5インチフロッピーディスク

ソニー フロッピー販売終了へ

始めて見たのはソニーSMC-70の製品発表会会場。
当時大学生で、エンジニアの方にいろいろ質問していたら、ディスクを1枚くれた。
後に、SMC-777を買った後輩に上げたのだけど、今思えば残しておいたら良かった。

実は初期のフロッピーディスクは、シャッターを開くための切り欠きと、シャッターを閉じるためのスプリングがついていない。
手で開いてからドライブに挿入する必要があった。

当時はまだディスクメディアも高価だったので、後輩はカッターでケースの一部を切り取って使っていた。

ところで、SMC-777は非常に面白い機種で、ROM BASICを搭載していたものの実はCP/M 1.4互換。
ファイルシステムもシステムコールもCP/Mも互換性がありました。
当時既に、世間はCP/M 2.xに移行していたので、あまり使い途はなかったのですが、一部のマニアはCP/Mのプログラムを動かしていたようです。

ROM BASICはソニーのオリジナル。
DEFFNでの関数定義に再帰呼び出しとローカル変数が使えました。
構文はどことなくLisp風で、ローカル変数の代入はSETQ。
「Lispじゃないんだから、Qは不要だろ」とゼミの仲間と突っ込んでました。

Lispのsetq関数は、第一引数を変数として評価せず変数の名前として扱うのでquoteのqが付きます。
set関数だと、第一引数を評価した結果を変数名と解釈してしまいます。

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2010年3月19日 (金)

【宣伝】会社でYouTube

YouTubeに会社のチャンネルを作ってみました。

2本撮り。撮影だということを忘れてセーターで出社してしまったよ。
いっそ、ジーンズに黒のタートルネックのセーターだったら良かったのに。

使っているカメラに露出補正の機能がなく、顔が暗いのですが別に見たい人もいないでしょう。

バックにノイズが入ってますが、どうも空調の音のようです。
普段は気にならないんですが録音すると気になりますね。
そういえば本物のスタジオはシーンと静まりかえって声が吸い込まれる感じがします。

1本目「シュリンクラップの開け方」完全なジョークです。

2本目「スペクトラム拡散によるノイズ対策と暗号化について

こっちは真面目な内容です。

「スペクトラム拡散」は、無線通信で使われる技術で、耐ノイズ性と暗号化を実現します。

その原理はちょっと複雑なんですが、周波数を平面に置き換えるとよく分かります。

アニメ「デビルマン」に、不動明が受けた小さな傷が、デビルマンになる(巨大化する)と大きなダメージを与えるシーンがあります。

スペクトラム拡散はちょうどその逆で、巨大化した状態で受けた傷は、元に戻すと小さくなるというのが基本的な原理です。

ところで、解説で使っているネットはストッキングを切ったものです。

リハーサル中にツメがひっかかって伝線ができてしまいました。

無線技術なのに伝線(電線)とはこれ如何に

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2010年1月12日 (火)

【Microsoft】広告企画アップしました

年末に、日経BP社で座談会をしました。

会社のブログにも書いたんですが、ちょっと裏話を。

参加者の大半は、かつて「日経Windowsプロ」の記事を書いていた人です。
私も、何度かお会いしたことがある方が大半でした。

Windows Server黎明期から関わっている人ばかりで、みなWindowsのエキスパートです。
「ここは良くなった」という点だけでなく「ここは駄目だ」とはっきり言うので企画担当者はずいぶん焦ったようです(司会の方ではありません)。

途中で「すみません、覆面座談会ではないので、もう少し表現に注意してください」と割り込んできたくらいです。

実は、この方、かつてIDGジャパンの「Windows NT World」にかかわっていた人で、人気連載「覆面座談会」にも関与していた模様です。

なお、企画担当者の名誉のために書いておくと、記事内容は対談内容をほぼそのまま忠実に再現しています。
ただし、表現が婉曲になったり、余談を省略したりということはあります。

よろしければご覧ください。

Windows Server 2008 R2とWindows 7が 切り拓く2010年代のITシステム!

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2007年4月15日 (日)

Microsoft Digital Image Suite 2006 Library

Microsoft Digital Image Suite 2006 Libraryのインデックスが壊れた模様。

サムネールをクリックしても「画像が壊れている」と表示される。
フォルダ表示だと、ダブルクリックで画像は開くけど、やっぱりサムネールは出ない。

よく見るとサムネイルのリンク情報が間違ってる。
画像フォルダは、ユーザープロファイルにしか設定できず、追加も変更もできない。
追加されたように見えるけど、ダイアログボックスを開き直すと設定が戻っている。

再インストールしてもだめ。
http://support.microsoft.com/kb/894735/jaに従って、クリーンアップしてから再インストールしてもだめ。 これがないと、写真選択の効率が大きく落ちてしまいます。

結局、レジストリからライブラリのデータベースファイルの場所を調べて、そのファイルを削除したら直りました。

レジストリ
HKLM\Software\Microsoft\Picture IT!
HKCU\Software\Microsoft\Picture IT!

データベースファイル
%USERPROFILE%\AppData\Local\Microsoft\POD\Pictures.pd3

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2006年11月20日 (月)

特別講義(同志社大学)

明日は、母校の同志社大学工学部の学生向けに特別講義。
タイトルは「Windowsのセキュリティ」
昨年に続いて2回目です。

今年は、時節柄Windows Vistaの内容を盛り込みました。
でも、残念ながらデモは正式版ではありません。
入手のしやすさも考えてRC1で行います。

特別講義は、私が学生時代にもありました。
毎週交代でゲスト講師を呼んで、その分野の先端技術を紹介してもらいました。
当時は土曜日の午後だったと記憶していますが、今は火曜日の午後です。

受講生の皆さん、よろしければ感想をお聞かせください。
なお、ここにコメントをしていただいても、レポートの採点には一切影響しません。
2年契約ですので、評判が良くても来年はありません。

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2006年9月12日 (火)

第5世代コンピュータ

渕一博氏を偲ぶ」を書いたあと、実家に立ち寄る用事がありました。

本棚から「第五世代コンピュータの文化」(海鳴社)というブックレットを引っ張ってきて読んでみました。

これは、よほど注意深く読まないと「人工知能そのものの実現」と思われてもしょうがないですね。
出版されたのはICOTがスタートして2年ほどたった時期。
この頃は確かに順調なスタートだったんですが。

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2006年8月 1日 (火)

通読できる紙のマニュアル

日経ITプロ「100年Windows」で「通読できる紙のマニュアルがほしい」と書いたら、今までにない反響が。

やっぱり、みなさん、最初から最後まで通して読めるマニュアルが欲しいんですね。

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